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2013年10月31日(木)

旧町名由来案内「旧浅草猿若町」

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旧町名 願:復活シリーズ!⇒復活願!旧町名のこと

絶好調、第3弾は浅草寺の裏手、観音裏へひとっ跳び!

この町名も 『 超 』のつく位の有名どころ。

猿若町のお木様(おこさま:木札)

浅草猿若町です。

猿若・・・
何となく「歌舞伎」の事を感じさせますが、

昨年の平成中村座など移動公演は仮設の舞台で、現在は浅草に歌舞伎座は常設ではありません。

地名 浅草猿若町

それでは、今回も旧町名由来案内より書き写してみたいと思います。

***旧町名由来案内「旧 浅草猿若町」***

この地はその昔、丹波国(現在の京都府)園部藩主小出氏の下屋敷であった。天保十二年(1841)、徳川幕府は天保の改革の一環として、この屋敷を公収し、その跡地に境町・葺屋町・木挽町(いずれも現・中央区)にあった芝居小屋の移転を命じた。芝居小屋は、天保十三年から翌四年にかけて当地に移り、猿若町はできた。芝居小屋の移転とともに猿若町は、一丁目から三丁目にわけられ、一丁目には中村座および薩摩座、二丁目には市村座および結城座が移った。そして、三丁目には河原崎座が移転してきた。このうち中村座、市村座、河原崎座が世にいう「猿若三座」である。
町名は、江戸芝居の始祖といわれた猿若勘三郎の名をとってつけたという。
*******下町まちしるべ*******

台東区地図内の浅草猿若町(緑色)の位置図

浅草猿若町位置図

現在の地図にあてはめた浅草猿若町(緑色)の地域

浅草猿若町区域図

やはり、歌舞伎座に由来した町名なんですね。

猿若勘三郎=初代:中村勘三郎さん

平成中村座で観た第十八代勘三郎さんの「め組の喧嘩」・・・

今も目に焼き付いて離れません。。

浅草猿若町

旧町名シリーズ。3つ目「浅草猿若町」でした。

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