世界最大のカルデラ「阿蘇」から熊本城へ向かうにつれ、山肌の崩落も目につく回数が多くなってきた。
友人の会社の工場も被災し、その直ぐそばの家々の屋根には未だ多くのブルーシートに覆われた姿がある。
火の国の城、熊本城の今の姿を目に焼き付けて置きたい。
到着後、駐車場から直ぐに見えた景色、、、
・・・
言葉もない。 震災前は、天守にも登れたそうだが、現在は叶わず。
熊本城を築城した加藤清正公が祀られた加藤神社へお参りを
本来なら、先ほどの崩れた所を通れば直ぐに辿りつく加藤神社ですが、通行止めになっているため、お堀の周りをぐるっと迂回・・・
すると、テレビでもよく放送された飯田丸が、、、
実際に見ても、本当によく耐えたな~と思うばかり。
少し引いて見ますと、この姿。。。はぁ
・・・益々、言葉を失う。
石垣が崩れる前の写真もあったり、
そして、加藤神社の前には崩れた建屋の柱などが整理されて並べられていました。
ガイドさんからお聴きした話では、加藤清正公が築城した頃の石垣がそのまま残っている所は被害がほとんどなく、
戦災でやられた箇所や、石垣の上を築城当時と変えてしまった所のバランスが、微妙に変わってしまったのか、そうした箇所に被害が集中しているそうで、
翻って、清正公の築城技術の凄さが再認識されて・・・
いるそうなのですが、、、
おまりにも、この惨状は醜すぎる。。。
人も、沢山いらっしゃるな~と思ったのですが、
いやいや、普段より全然少ないそうで、駐車場も通常であれば、待たなければ入れないそうなのですが、すんなりガラガラな感じ。
しかし、こうして実際に見ることができて良かったと思います。
きっと数年後には、全く今と違った熊本城が見られるでしょうし、20年後には綺麗な「火の国の城」が拝めるとありますので、また改めてまいりたいと思いますし、
必ず修復されているであろうと感じることもできました。
時代小説と日本酒が大好きな私。
こうして、店舗のディスプレイにもしていただけに、約1年経った今ですが、実際に見ることができ、
近いうちにもう一度、そして修復が完成する20年後にも必ずの再訪を誓った今回の旅でございました。
まだ、熊本の震災だけでなく、山陰の震災、東北の震災も復興の途中でありますが、忘れることなく、自分にできる事、一つ一つして参ります。
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