浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2016年1月18日(月)

かなり経つのに飴色になってこないお木様?ん?

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先日、数年前にお求めいただいたお客様よりお問い合わせがありました。

 本黄楊札を買ってから数年経っているのですが、なかなか飴色になりません。お祭り以外は、大事に部屋に下げているのですが・・・

御祭り以外、大事に下げて保管

いつも、しっかりお伝えしているつもりなのですが、
まだまだ充分に伝わっていないこともあるようです。

と、言う訳で、どうしたら飴色に変色していくのか、、、

それには、毎日使っていただくことが一番です!

お木様の成長には毎日使うのが一番

取り外しの時や、お木様(おこさま:木札)に触れると手などからでる油分が次第に定着して、味わいとなって変化をしてまいります。

恐らく、年に一、二度の使用で屋内にぶら下げていると、こんな感じになるのではないでしょうか、、、ちょっと乾いた感じ。。

良く乾燥されたお木様(おこさま:木札)

綺麗な状態は維持されますが、油分は入らず乾燥が進みますので、表面はちょっとカサついた感じになろうかと。。

しかし、それでは目立った変化はありません。

油分が入っていないので成長しません

毎日、身に付けて使っていただくと物凄い変化をしてくれます。

そのキーワードは、油分ということになりますので、もうちょっとしっとりさせたいな~と思った時には、

それでも足りない時は・・・

鼻の油をギュ~~~っっと

鼻の油をぎゅっとつけて

もいっちょ、おまけにぎゅーーーーっと

はい、適度にマイ油(まいゆ)~が入りました~(笑)

程よく油分が入りました(笑)

それでも足りない時には、えい!!!

それでも足りない時は、よいっしょ!

でもいいのですが、胡桃の油、椿油なども使って光沢を出す方もいらっしゃるようです。

しかし、私は、もっぱらマイ油~で、ございます。

指でなじませるとご覧の通り!比べて見て下さい!!!

そして、指でならしてあげると

素材は違いますが、しっとり感と乾燥感の違いはお分かりいただけるかと思います。

この塩梅には、お好みがあろうかと思いますので様子をみながらお願いいたします!

さて・・・
もしかすると、逆に、お祭りの時だけ綺麗に新品で使いたい!

って、方もいらっしゃるかもしれません。

それには!
保存用に桐箱にいれると適度に呼吸をして新品さが保たれます。

新品のまま使いたいなら

机の引き出しの中に入れておくだけでも、かなり違うと思いますが、新品を維持したいのであれば、使わない時は丁寧にしまっておくのが一番です。

丁寧に保管するなら桐箱へ

さて、あなたのお木様は、どんな風に成長しておりますか?

7月には、お木様自慢のコンテストがありますので、ご自慢のお木様の成長をお知らせいただければ幸いです。

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