応募作品番号0609
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人にとってはただ一枚の木札でも、
持つ人によって、木札に向ける思いは様々だ。
この黒檀は三年前、家業を継いだ時に誂えた。
苗字、家紋、屋号、町名。
自分の大切なものが全て入っている。
家族への感謝。
祖先への敬意。
家業への情熱。
近隣との繋がり。
この木札を眺める度に、ちゃんと思い出す。
日常忘れがちな様々な思い。
これからもこの木札と歩み続ける。
一つ一つ異なる木札の表情は、
持つ人の成長を映し出す鏡なのかもしれない。
第6回木育て自慢大賞
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