明日(H26.10.17)より木育て自慢大賞 第10回記念大会の作品募集が始まります。
が、その前に!
第6回~第9回までに殿堂入したお木様(おこさま:木札)によるチャンピオン大会の作品の公開が終わり、只今、審査中で第2回チャンピオン大会の優勝者がまだ決まっておりません。
言い方に語弊があるかもしれませんが、誤解を恐れず言わせていただきますと、こちらからお願いをして出品下さっている!にも関わらず、数少ないなかから4作品もご応募いただきました。
改めて御礼を申し上げるのはもちろん!見合った参加賞をと思い、4年に一度のチャンピオン大会にふさわしい、4年間で貯めた私の琴線に触れたお木様をご用意いたしました。
通常の大会は外部の審査もお願いし、加点方式なので次から次へと賞が決まってまります。
が、しかし、チャンピオン大会はスタッフ2名!!!
フダヤドットコムの店長、私、芳雲とスタッフSAUの2人で決めるのです。
決めると言っても、2人が感動した作品にポチっ!で決まる訳ですが・・・
は、置いといて・・・
参加賞を紹介します。
先の画像にも出ましたが、当店の定番にもあります本黄楊札(つげ御蔵島産)の杢です。
杢=自然が醸す木目
自然が醸す=自然とできた木目ですが、普通のお木様としてはゲジゲジだったりするのでお出ししません。
かといって、沢山あるのかというとそうでもないのです。
そんな杢についてご紹介いたします。
まずは、魚の骨か、海老のようにも見えるこの杢(もく)。
木が成長するにあたって節が木の内部に入り込み、その周辺に違う圧力が加わってできるのがこういった杢(もく)。
周辺が綺麗に整っていると!
こんな不思議な柄となって現れます。魚の骨の化石?
はたまた海老の化石?と思わせるような杢(もく)。
しかし、節が中に入り込んだことりより周辺にはストレスがかかるので、珍しい整った柄のそばには割れ裂けが多く発生いたします。
面白いな~と思っても、形にならないことも多いのです。
さて、もう一つは根っこに近い部分!これがまた面白い木目の模様がでることがあるのです。
凄い波目でしょ!
でもですね、根っこの部分だからといって
全部が全部にこのような、杢(もく)がでているとは限らないのです。
もう少し拡大してみます。ニン
あんまり面白くない。。。
でもですね、稀にこんな部分がでるのです。
これが、自然が醸す一期一会と云う訳です。
でもですね!普通のご依頼の時に、この姿のお木様が来たらビックリするでしょ!
ですから、通常のお木様としてお出しするとクレームにもなりかねないので、通常は避ける部分でもあるのです。
そしてそして!
この根っこに近い部分も、ストレスがかかるところなので割れ裂けが多く、
いい杢(もく)がでているからといって、形になるとは限らないのです。
この本黄楊で醸された杢(もく)の特徴を活かしワンポイントに彫刻したものが殿堂入チャンピオン大会の参加賞になるのです。。。
前回の殿堂入チャンピオン大会以降、4年間の中で一番印象深く、割れ裂けもない素材が参加賞というわけです。
さて、私の頭の中では、チャンピオン2作品に絞られました。
週明けには、チャンピオンを決めたいと思います。
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えっ!殿堂入を目指したい!って方
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第2回殿堂入CHAMP大会
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