このご時勢でしょうか・・・
それとも、いつの時代もそうでしょうか
「 商売繁盛 」を願った札を多くつくります。
「宝づくし」や「とんぼ(勝虫)」などのめでたい柄に短冊などで
「 家内安全 」「 商売繁盛 」
「 千客万来 」「 商売繁盛 」
と、願掛けをする方が多くいらっしゃいます。
さらに!隅から隅までお客様が入りますように!
福がた~くさんきますように! と
「大入りを願って」
できる限り隅から隅まで文字を大きくすることを考えながら、その中で文字と文字のバランスを調整しながら彫刻しております↓↓↓
「 二升五合 」は「 商売繁盛 」の意と以前にも説明しました。
そして今度は「一斗二升五合」
同じように考えて意味をさぐってみましょう。
「斗(と)、升(しょう)、合(ごう)」は、昔の水を量る単位。
1斗=10升
1升=10合
さぁ、おわかりですか?
「 商売繁盛 」をもっとご丁寧にいった感じです・・・
1斗は5升×2 で 「ごしょう」の「ばい」
升は「しょう」のほかには何と読みますか。「ます」×2
5合は1升の半分 半升「はんしょう」
続けて読むと!
「ごしょうばい、ますます、はんじょう!」
「ご商売、益々、繁盛!」
それではこれは?
「春夏冬」
何がない?
秋がない?秋ない⇒あきない⇒商い
「 春夏冬 」 「 二升五合 」
あきない ますますはんじょう
こんな洒落をこめてお祝いにする方もいらっしゃいます。
受け取った方が???となったら、
さぁ、みなさんの出番です!!!
『何がない?・・・秋?
そうそれはね! ・・・と
日本の洒落文化、捨てたものではないと感じます。
□へぇ~~な木札 豆知識
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