浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2014年9月7日(日)

初めての経験!極、極度の水濡れでお木様(おこさま:木札)は平気?!

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お木様(おこさま:木札)って水濡れ平気ですか?

よく聴かれますが・・・

平野三町会と木札色落ち
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ご縁を頂戴して、極、極、極度な水濡れを経験するこの機会にお木様と言ってまいりました。

出かける前にパチリっ

いつも使っている油分が浸透しています。

水濡れ前のお木様(おこさま:木札)
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ですが、1つだけ新品も同行させました。

一番左が生まれたての「さくら木札(サイズ:ジャンボ)」
真ん中が約一年半ほぼ毎日着用の「本黄楊札(サイズ:だるま)
右が、おおよそ3年位経った「青黒檀(サイズ:特大札)

水濡れ前縦

使っている「本黄楊だるま」と「青黒檀特大札」は油分が表面にもでて良い光沢を醸しています。

水濡れ前拡大

新人さんの「さくら木札」もフレッシュな感じ、で!

一日、極、極、極度な水濡れを経験してどうなったか?

じゃん!

極、極、極度な水濡れ後
極度な水濡れ後拡大

使っていた「本黄楊だるま」と「青黒檀特大札」は表面が綺麗になった感じ(笑)。使い込んだ油分が、水分の浸透を弾いて表面の汚れだけが落ちた感じ。

フレッシュな、「さくら木札」は使い込んでも油分がないせいか、かわいてからは乾き感がでている感じがいたします。

え?

いったいどれだけ濡れて試したか?

放水

昨日の記事でも書きました深川、富岡八幡宮の水かけ祭り!

わっしょい!  わっしょい!

わっしょい!  わっしょい!  どっひゃ~

水掛け~~~

しっとり、こんな感じになっております。

深川に同行のお木様(おこさま:木札)

まだ前半戦の休憩時に撮った画像ですが、良い感じで湿っています。

わっしょい!  わっしょい!

わっしょい!  わっしょい! かくだい わっしょい!

極度な水濡れ途中

一日、この位濡れてお木様はどうなった?

今回デビュー生まれたてのさくら木札
生まれたて水濡れさくら木札表生まれたて水濡れ桜木札裏

使い込んでの油分が浸透していないぶん、さらにフレッシュになった感じです。

ただ、今回気付いたのは、併せて付けた「正絹製首掛紐の緋色」。

普段の多少の汗では色落ちしませんでしたが、深川様位の極度の水濡れでは若干の色落ちがありました。

このくらい、

正絹首掛紐(緋色)極度な水濡れ

正絹製の首掛紐は、基本的には色落ちがないとはいえ、緋色(赤)やえんじは若干の難がありました。

一晩、水に漬けても色落ちはしなかったのですが、汗とも反応したのかもしれません。。

続いて、本黄楊札のだるま札。

愛用の本黄楊だるま札家紋愛用の本黄楊だるま札芳雲

既に、油分がしみこんでいるせいか、表面の汚れだけが落ちた感じ。全体的に油分も少し落ちた感じですが、フレッシュ感が出たような気がします。

そして、青黒檀(大トロ)

愛用の青黒檀特大札(家紋芳雲)愛用の青黒檀特大札(一刻入魂)

こちらも、正絹製の細紐ですが、古代紫は紐の色落ちも含め一日の水濡れでは、お木様(おこさま:木札)にも特に問題はないようです。

本黄楊札と同様に若干フレッシュになった感じがいたします。

20数年ぶりの、深川様でしたがとても楽しく一日を過ごせました。

平野三町会と木札

3年後には、また伺えればと思います。

最後にもう一度、水濡れ前と水濡れ後の比較

水濡れ前
水濡れ前拡大

そして!

極、極、極度な水濡れ後
極度な水濡れ後拡大

一日、極、極、極水濡れのご報告でした。

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