※昭和17年戦中発行の紋帳
うん、糸で綴ってある家紋帳。
家紋はそうそう変わる訳ではありませんので中を開いてみますと
※丸と四角だけで出来た家紋
何度みてもシンプルで洗練されていると感じてしまいます
家 紋
本当にたくさんの種類があります。
「藤」などは「下がり藤」「上がり藤」など
代表的なものも含めて
ざっと100以上もあります。
動植物などをモチーフにしたものもありますが
丸や四角だけでよくこれだけ綺麗で洗練された
図称になっていると紋帳を見るたびに感じます。
文字だけで簡単に表現すると
丸と丸を重ねたもの
四角を並べたもの
丸と丸を互い違いに・・・
四角をねじって・・・
シンプルでも凄く意味深くみえる家紋
四角だけでも↓↓↓ついでに拡大して「家紋の名称」も見てください。
※横の名称をみてください
漢字とカタカナで組み合わされた表示。
これはこれで味わいがあります。
そこで巻末の発行元や年月日をみてみます。
※時代背景を想像する
大正四年に初版され
昭和十七年に17版として発行された紋帳ですが
発行者も記載されておりますが
「 配給元 」とも記載があるということは
物資的に厳しい時代も、家紋は大切なものとして
守られてきたことがわかります。
これからも私たちが引き継いでいく
大切なものの一つでもあります。
この家紋帳、当店の持ち物であります。
ご興味のある方は、ご来店の際にお声かけ下さい。
□え!これ家紋?集
の記事