贈答用に使われる桐箱。
桐という木材が使われております。
贈答用だけでなく、骨董品などを保存しておく木箱も「桐」の箱が使われます。
何で桐の箱?かというと「桐」が発する成分が
・防虫
・防カビ
・抗菌
・温度(おんど)調節
・湿度(湿度)調節
・空気の浄化
・断熱
に、優れているからです。
こうした木が発している成分、たくさんの種類がありますがまとめて「フィトンチッド」といい、以前にもご紹介をしております。
桐は温度や湿度にも良いとや防虫や抗菌にもよいことから骨董品の保存だけでなく、「へその緒」なども桐箱にいれて保存されているわけです。
着物の箪笥に使われるのも、防虫、防カビの効果があるからです。
でも、なぜ桐が木札などの細工物などに使われないのか?
それは、非常にソフト、柔らかくて傷もつきやすいから。木にも、それぞれの特徴があるので適材適所ということです。
さらに、桐箱の形状などについて、もう一つ踏み込んでみたいと思います。
よく、こんな風に刻印がされている場合があります。
私どもで提供している桐箱にも刻印をしてございます。
これを機に「芳雲」から「芳雲謹製」としました!
それは、さておき・・・
何で刻印をするのかというと、こういった密封型の箱には向きがあります。
向きを逆にハメこみますと
きちんとハマらないことがほとんど。
場合によっては、入ることもありますが、ズレたりして何となくすわりが悪い感じになります。
向きをあわせることで、しっかりと密封されるわけです。
3個入りの、桐箱も新しく発売を開始いたしました。
ゴルフバック用、カバン用、ストラップ用などセットにして、どこをみても同じお木様(おこさま:木札)で統一しては、いかがでしょうか?
また上記たて長1個用の桐箱にも、サイズによっては2つまで同梱することもできます。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
桐箱入でのお届けの際は、さらに薄紙でお包みし、木札虎の巻(説明書)は巻物にて同梱しております。
直接、贈り先様へのギフト発送も承っております。ネットからのご依頼には仕上がりの画像もお知らせしております。併せてご利用くださいませ。
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