浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2011年11月16日(水)

なぜ絶滅の危機に!?絶滅危惧種とは

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早くも本日、2回目の更新です。

絶滅危惧種のことを書くとき・・・
普段より少し気が引き締まる想いがします。

木材を扱う以上、知っておかなくてはいけない。

そもそも、なぜ絶滅の危機にさらされているのかというと

『その木材を使用するにあたり非常に優れていることの証』

であるといえます。

何にも使えない木材ならわざわざ切り出す必要もありませんから。。

優れているから高価でも取引される~乱獲~絶滅・・・

こんな道筋をたどります。

動物でも植物でも人間の都合ですね。
ある程度は人間が生きていくうえで仕方のないことと
割り切らなくてはいけない部分もありますが、

そこで1973年に採択され75年に発行された

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約

ワシントン条約。

植物はもちろんゴリラ・チンパンジー・トラなどの動物や
象牙・クジャクの羽製品・爬虫類の皮革製品も対象とされ
国家間のやりとり、つまり輸出入について厳しく制限されています。

経済産業省(ワシントン条約について)

そのワシントン条約に記されている代表的な木といえば

「ブラジリアンローズウッド(ハカランダ Jacaranda:dalbergia nigra)」
「マホガニー」があげられます。

どちらも木目が素晴らしく家具や楽器などの装飾品として
高く評価されたため乱獲され絶滅の危機に瀕してしまいました。

良いものが欲しい。

人間の欲ではありますが
良いものをきちんと残し伝えていくことも
私たちの役割と受け止めたいと感じています。

-出来るだけ拾い集めました
※画像クリック!でさらに拡大、ハカランダの穴あけ後

 

-ハカランダの小片粉塵
※廃材率もできるだけ少なく、そして保管。。

 

あなたの想いを刻む名入れの木札専門店

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