早くも本日、2回目の更新です。
絶滅危惧種のことを書くとき・・・
普段より少し気が引き締まる想いがします。
木材を扱う以上、知っておかなくてはいけない。
そもそも、なぜ絶滅の危機にさらされているのかというと
『その木材を使用するにあたり非常に優れていることの証』
であるといえます。
何にも使えない木材ならわざわざ切り出す必要もありませんから。。
優れているから高価でも取引される~乱獲~絶滅・・・
こんな道筋をたどります。
動物でも植物でも人間の都合ですね。
ある程度は人間が生きていくうえで仕方のないことと
割り切らなくてはいけない部分もありますが、
そこで1973年に採択され75年に発行された
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約
ワシントン条約。
植物はもちろんゴリラ・チンパンジー・トラなどの動物や
象牙・クジャクの羽製品・爬虫類の皮革製品も対象とされ
国家間のやりとり、つまり輸出入について厳しく制限されています。
そのワシントン条約に記されている代表的な木といえば
「ブラジリアンローズウッド(ハカランダ Jacaranda:dalbergia nigra)」
「マホガニー」があげられます。
どちらも木目が素晴らしく家具や楽器などの装飾品として
高く評価されたため乱獲され絶滅の危機に瀕してしまいました。
良いものが欲しい。
人間の欲ではありますが
良いものをきちんと残し伝えていくことも
私たちの役割と受け止めたいと感じています。
※画像クリック!でさらに拡大、ハカランダの穴あけ後
※廃材率もできるだけ少なく、そして保管。。
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