神様をお運びして各地域、氏子町会を練り歩くお神輿。
なぜ?お神輿が町内をまわるのかというと
病気や怪我で氏神様へお参りに出向けない方のために
神様が御神輿にのって町にやってきてくださる。
言い方は、簡単になってしまいますが
現代の言葉にすると年に一度の出張といったところでしょうか。
そのお神輿には、東西南北の方角をそれぞれ守るといわれる
4つの神様「 四神 」彫刻されているものが多くあります。
東を守る 「 青龍 」 (りゅう)
西を守る 「 白虎 」 (とら)
南を守る 「 朱雀 」 (とり)
北を守る 「 玄武 」 (かめ)
この「 四神 」の位置って決まっている?
元来、南が正面とされていますので
神輿の正面には南を守る「 朱雀 」
正面から向かって右側には東を守る「 青龍 」
正面から向かって左側には西を守る「 白虎 」
後ろ側には北を守る「 玄武 」
が、御神輿の台輪の部分や欄間などに彫刻されていることが多いのです。
御神輿の大きい小さいは問わず彫刻されていることが多いので
そばによれる機会がありましたらちょっと注意してみてみてください。
また新しい楽しみの発見になるかもしれません。
□木札周辺の豆知識2
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