突然ですが
「 竹って木?草? 」と聞かれたらどう答えますか?
私もこの質問を始めて聞いたときには
正直、何と答えてよいかわかりませんでした。
答えの前に、木と草について少々。
「 さくら 」 と 「 いちご 」
どちらもバラ科の植物で種類的には同じですが
『 さくらは木 』ですし『 いちごは草(植物) 』
と、誰もが思いますし、その通り正解です!
ということは、同じ種類の植物でもどういった固体に成長するか、
見た目によって「木」と「草」の呼び方がかわると言うわけです。
また「木」というカテゴリのなかでも
大きく「針葉樹」と「広葉樹」に分けられます。
例外もありますが一般的に
「針葉樹」は軽軟 = 軽くて軟らかい
「広葉樹」は重硬 = 重くて硬い ものが多いとされています。
その特性上から
「針葉樹であるヒノキやスギ」は柱や梁など
建築用材に用いられることが多く、
見た目などに特徴のある「広葉樹の木材」は
家具や装飾品に使われることが多いのです。
更に木の特徴でもある年輪は、
一般的に寒暖のある気候帯の木材にできるものであり
亜熱帯系であるスネークウッドや黒檀などは
その年輪が見られないというわけです。
フダヤドットコムにあるのは
「さくら、黄楊、黒檀」など広葉樹のもので
それぞれの特徴を持った素材であるのです。
あっ、忘れてました!
竹は、木か草か?!
上記でも説明のとおり
見た目によって「木」と「草」を呼び分けている・・・
かといって
「草」のような部分もあるし「木」のような部分も・・・
答えは!!!
どちらでもなく
「 竹 」は「 竹 」ということなのです。
□木札周辺の豆知識2
の記事