浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2010年3月8日(月)

我が家の家紋はこうして決まった

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最近お名前と共に家紋を木札に彫刻するかたが
とても多くいらっしゃいます。

皆さんの家に代々伝わる家紋
家のシンボルマークでもあります。

それって、決まっているの?と聞かれれば・・

うーーーん、決まっているといえば決まっている。
と、ちょっと曖昧な返答になってしまいます。

戦国時代などは、もともと家紋があったとしても
手柄などを立てた場合などに
殿様から新しい家紋をいただくこともありました。

「今日からこの紋をつかいなさい」

こうして変わってしまうというか
二つ目の家紋ができてしまうこともあるのです。
しかし、頂いたものを代々守り続けているのも事実であります。

また跡継ぎがなく家が途絶えてしまうと消滅してしまうものでもあり
これまでにいくつの家紋ができては無くなっていったかは
人の数だけあるのではないか、といわれるほどです。

そして我が家の家紋ですが、
私の先々代(二代目)が独り立ちした頃に

「これからうちの家紋はこれにする!」

と、雲をイメージし先々代がデザインしたもので
私で紋を引き継いで三代目ということになります。

こんな感じで出来てしまう場合もあるので
決まりがあるようで決まりはない?

私は受け継いだ家紋をしっかりと守っていこうと思っております。

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