最近、お木様(おこさま:木札)に梵字を彫刻する方が、とても増えているように感じます。このご時世だからでしょうか。
何かにすがるといったことは、私達人間にとって今に始まったことではあませんが、以前より梵字を意識なされる方が増えていると感じます。
その梵字とは?=古代インド、サンスクリットの文字で1文字1文字が仏様を現しており、ご自身の生まれ歳の守護仏の梵字を入れるのが一般的であります。
フダヤドットコムでは、干支の梵字に限り対応をしておりましたが、
「その他の梵字もできますか?」
と、ご質問を受けることもございます。
中でもお問い合わせの多い、って事は人気の高い仏様?
言い方によってはちょっと微妙になりますが、このたび2つの梵字を通常のラインナップに加えることになりました。
その1つ目が大黒天の梵字 マ。
大黒天!といわれるより大黒様と呼ばれる方が一般的かもしれません。
いわずと知れた商売繁盛を司る大黒様=大黒天であります。
名入れのオーダー品の梵字マ↓
左側の文字の上に梵字入れる場合は「枠付うきぼりタイプ」の方が多くいらっしゃいます。
それよりも多いのは、表面には文字だけを入れて裏面にオプションとして梵字だけを入れる方が、どういうわけかとても多くいらっしゃいます。
表面の名前の上には家紋を入れたりする方もいらっしゃいますからね。
おや?気づいた方は梵字通?
梵字札の梵字と、名入れのこだわり木札の梵字が違う?
そうなんです。「梵字札の梵字」には上の「両界種子曼荼羅図」より模写したものを使用しております。
ですが・・・
家に大きな曼荼羅図があるわけではないので、お目当ての梵字を探すのが大変なんです。
こんな感じでルーペで拡大して探しているんですが・・・
あった!あった!
ルーペの左の大きいのではありません!
中央やや上の、こんなちっちゃいやつなんです。
これを取り込んで、画面いっぱいに拡大してトレース(輪郭どり)をする訳です。そして、木愛を込めて彫刻したものが
何で、わざわざ「梵字札」と「こだわり木札の梵字」を変えるのか?
それは、文字と一緒に配置した時のバランスを考えたのです。
梵字単体であれば模写したもののほうがGOOD!
ほかの文字と一緒の時は少し角ばったFONTのような梵字がGOOD!
1つ目の方も、2つ目の方もそれ以上の方も、梵字入でいかがですか?
あなたの守護本尊と商売繁盛の梵字を⇒名前と共に彫刻いたします
あっ、もう一つ追加した人気の仏様。次に紹介いたします。
□木札周辺の豆知識2
の記事