今日は当店で実際にあった・・・な
お話です。
我が家のシンボルでもある家紋を木札に刻まれる方は
大変多くいらっしゃいます。
皆さんご自身の家紋はお分かりかと思います。。
家紋の中に「丸に木瓜(まるにもっこう)」という
瓜(うり)を切った断面のような紋ですが
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お客様:「うちの家紋は横木瓜(よこもっこう)なんです」
店員1:「皆さん横木瓜とおっしゃられるのはこの家紋ですが
丸はありますか?ありませんか?」
お客様:「確か・・・あったような。。実家に電話して聞いてみます。。」
こんな具合のことが多々ございます。
色々ある「木瓜」の中で区別するために使われたと思われる
「横」という言葉が先行して覚えられているようで
実際に紋帳を探しても「 横木瓜がない! 」となってしまうのです。
ここからが・・・の本題。
先日3姉妹?(一般的にはおばちゃん)がお見えになった時です
それぞれ嫁ぎ先が違うのか?はたまた頼まれてきたのか・・・
別々の家紋を探しているようなのです。
お1人目は
「うちの家紋は、丸に菱四つで真ん中にあながあいてるやつ」
お2人目は
「丸に隅なんとかってやつ・・・」
お3人目は
「丸に田の字っていってたけんど・・・」
そして3人のたどり着いた家紋は
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
嫁ぎ先などで家紋は違うはずなのに
とても珍しいパターンではありますが・・・
皆同じ家紋・・・
家紋の解説書などには
必ず言葉や名称だけでなく画像や印刷物と併せて伝承してください!
と、あります。
まさに実感した時でありました。
□木札周辺の豆知識2
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