木札の由来でもある江戸町火消しの「消し札」。
火事場の屋根で掲げる「纏(まとい)」は
火消しを代表する意匠でもあります。
代表的な「い組」の纏は
上の丸は「芥子(けし)の実」
下の角型は「枡(ます)」
で、いの一番に火を
「 けし ます 」
を表現していたことは以前にお伝えしております。
↓
火消しの心意気がこめられた意匠
また現在、築地にある魚河岸。
江戸の時代の魚河岸は日本橋のたもとにありました。
お殿様のお足元で台所を支えたわけですが
その日本橋あたりが持ち場だった「二番組」の纏は
魚をとる「 銛 (もり)」の形をしております。
また「神田」が持ち場の「よ組」は
神田の「 田 」の字を意匠にした纏を掲げておりました。
「 い組 」の「けします」は心意気を表したことで
知られておりますが、他にも色々な意味が込められた意匠が
まだまだありそうです。
洒落っ気・・・
ぜひとも見習いたい遊び心です。
さて、みなさんはどんな洒落っ気をお木様(木札)に表しますか?
あれ? おわり?
かんじんな纏のかたち見てね~~~ぞぅ!
い組・よ組・二番組!どんな纏なんだよ!???
あれ???
何か聴きおぼえがあるぞ! あれ???
□木札周辺の豆知識2
の記事