当初は、そこまで気が回りませんでした・・・
さくらちゃんの表情は文字を彫刻する部分だけではなかったのです。
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同じさくらの木から作った素材ですが断面をみても部分部分でこれだけ色の違いがあって表情が違うんです。
側面は当初よりしっかり磨いてきました。作る回数を重ねるにつれて、だんだんと磨き方もうまくなってきたと感じています。素材によって、どの段階に重点を置けばよいか!なんてことも直接自分がさわることで木が語りかけてくれます。
もちろんこれで満足はしておりませんので
「もっと綺麗にならないか・・・よい仕上げ方がないか・・・」と、常に試行錯誤を繰り返し木と語りながらさらに研究してまいります。
角の部分にも、しっかりやすりをあてることで
使いはじめでも手にした時も感触がよく手になじみます。
「カドがたつ」のは良くありませんから・・・
カドをとってまーるく優しく!そんなゲン担ぎも考えております。。
当初はここまで気が回りませんでしたが、最近は断面もきちんと処理することによりさらに綺麗な表情をみせてくれるようになりました。
この先、どんな仕上げに変貌していくのか・・・
△素材 について深~ぃぃ
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