本黄楊(つげ)の杢(もく)。
木の一部、特に成長にストレスがかかる部分に自然とできる不思議な文様で、杢(もく)と呼びます。
どの木も同じ決まった文様になる訳でもなく、綺麗な柄になるとも限らず、しかしながら時として、思わぬ美しい自然の造形を醸すことがございます。
とてもとてもレアで希少な部分ではあるのですが、一般のご依頼でお出しすると「変な模様が入ってる!」と、なりかねませんので省いて・・・
すなわち非売品のレア素材ということになるのです。。
とは、いいましても、どんどんと貯まる訳でもなく・・・
数年かけて少しづつ貯め置きました素材を少し前に開催しました、あなたが育てたお木様(おこさま:木札)のコンテスト『第12回木育て自慢大賞』の副賞としてお出しした訳です。
入賞した方への副賞、既にいくつか入稿いただいておりますので、彫刻をいよいよお届けとりますが、彫刻するとどうなるのか?
試しでするのですが、杢の柄をどんな風に活かそうか、考えながら文字彫刻などをする訳で、もちろん副賞賞品のお木様もご依頼を頂いた内容により、より栄える杢をみつけながら彫刻いたします。
私も黄楊の杢を持つのは初めての事です。
中央の杢目がとてもインパクトがあります。
そして、裏面には杢のない部分へ「吉原つなぎ」と「家紋右上」に配置をしてみました。
そうしたら、やはり付けて見たい!
杢の目が非常に目立ちますが・・・
本黄楊だるま札の杢が、
ちょーーー欲しいぃ~~~
という訳で、既に副賞の入稿を頂いている皆様、もうそろそろお届けとなります。
△素材 について深~ぃぃ
の記事