ランナップにはない『島桑(しまくわ)』。
先日開催した木札コンテスト「木育て自慢大賞」の副賞にしたところ、とても好評を頂きました。
その「桑」の木ですが、なぜ『島』がつくのかというと〔島部〕で育った桑の木。これは御蔵島の島桑です。
当店の本黄楊も御蔵島産の黄楊ですから、「島黄楊(しまつげ)」とも呼ぶことができます。
島は風雨が強く過酷な環境で生育することから、一般的には密度が高いと云われます。
「密度が高い」ということは、すなわち通常の状態で生育する同じ樹種よりも、肌理が細かく丈夫であると言い換えることができます。
この桑は比較的軽めの材ですが、狂いも少なく素直な木であることから、箪笥や小物入れなどの「指物」に良く使われます。
その中でも「島桑」は稀少な素材として「高級指物」に生まれ変わります。
少し前に、たまたま出会った島桑の素材を木札の厚みに調整してみると
しばらく寝かせてあったからでしょか、断面はとてもフレッシュな木肌が出てまいりました。
あら・・・
時間が経つと木肌が焼けていい味わいになる!
ん???
てことは製材すると・・・
そうですよね。。。
ということは!!!
この材も
でも最後の2本は以前に製材をしておいたので、表面を軽く均す程度ですみました。
とはいっても保存箱の中に4、5年は寝かせてあったでしょうか。
柾目の島桑はの寝か具合は1、2年でしょうか。。。
製材は終わりましたので、1年位寝かせて様子を見ようと思います。
その時点で良い状態になっていれば、限定販売をしたいと思います。
△素材 について深~ぃぃ
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