浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2012年7月7日(土)

品質維持によって出来る産物

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・・・

まいったなぁ。。。

本黄楊札なんですけどね

文字がはっきり見える、コントラストのある素材の中で1番人気の黄楊(つげ)。

何が?

まいったかって?

よく、お木様(おこさま:木札)の [まわり] を見てください!

黒い斑がところどころにあるのが見えますか?

全体に黒の斑が・・・

そういえば、気にすると結構あるね~

もうちょっと角度を変えて・・・

角度を変えても・・・

 残念ながら、こういった部分は品質維持のため
ご依頼頂いた素材には使用しておりません。

下の大きな木材は、文字がハッキリ見える、これまたコントラスト素材の「桜材」です。

実際に見て買い付けをするのですが

中を割って見ることはできませんので

こうして表面を見て判断をしなければなりません。

色味も良好!これだ!!!

って、決めるわけですけどね。実際に割ってお木様(おこさま:木札)の幅にして、、

品質維持のチャンスなできごと

ギエ~~~

茶色の筋身がいっぱい・・ゲ、ゲ、しかも、こんなに T.T

しかもこんなにいっぱい

こうした部分は、極力省いて使用しております。

特にオーダー品のご依頼には慎重にしております。
サイズが大きくなるほどに、どうしても省きいれない面が出てまいりますが、それはあくまでも目立たないことが前提で使用しております。

素材を仕入れるときは、
必ず現場に行って実際にこの目で見て吟味をしているのですが・・・
表面だけでは見分けがつかないことも多々。

自然の素材ですから、こうした部分は仕方ないいですがね。

もちろん、自然の貴重な産物ですから、こうした部分も無駄にはしません。

促物として

こうして「豆札」などに生まれ変わります。

始めてカタログ請求いただいた方に、手づくりの質感をお試しいただくために同封しておりますので『名入れの木札』に、興味のある方はお気軽にご請求ください。

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