今、地球上で最も入手困難といっても過言ではないと思います。
この素材、製材をしていると部屋の中は、うっとりするようなあま~い香りがただよいます。
製材した手にも、その香りがうつるほどに強烈な油分を持ち、磨き上げると最高の光沢を放ちます。
ハカランダ Jacaranda 。
ブラジリアンローズウッドともいいます。
学名は:dalbergia nigra
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、ワシントン条約にも記載されている稀少な樹種。
この条約が締結される前に輸入され、材木業者さんの倉庫に30年以上眠っていたものを運よくお譲りいただくことができました。
さぁ・・・木愛注入で製材じゃ~で、これがまた結構かたいんです。
このハカランダは、その木目の装飾性の素晴らしさと乾燥後の安定性と耐久性に優れているため、その昔は家具などにも使われておりましたが、現在ではギターなどの弦楽器の素材としてよく使われておりますが、稀少さゆえ1部分だけで使われていても高級品となります。
また、とても堅い素材で、ちょっと机の上に落としただけで
「カキッ、カっキ~ン!」と、
他の素地と比べると高音に響くんです。これがハカランダの特徴でもありギターなどでは高音が出ると言われます。
まだまだ特徴など描ききれないほどあるんですが、詳しくはフダヤドットコムでもご紹介するとして・・・
ん!!!
そうなんです!堅いんです!!!
したがって製材大変!またまた汗だく。ラストスパート!
冬場は、指先の感覚がにぶるので・・・
しかし人間て凄いなぁ~、、
先日流血した、指先の腹も皮が盛り上がってまいりました。
指紋もうっすらと残ってます(笑)
そして、先日のこの画像ですが、何で小片を集めるのですか?
集めて香木のように香りを楽しむんですか?
と、聴かれました。
ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)についての文献などには、できるだけ廃材率は低くし、どんな小さいものでも保存してしかるべき!と、ありました。
ですので、一番小さいサイズは既定のサイズにせずにカットせずに形にし、それでもでた破片などは、できるだけかき集めて小袋に保存をいたしました。
いずれ何百年後に、守られている保護木が増えて規制も解除されるよう願いこめて、あなたの想いを刻んだお木様(おこさま:木札)を手にしていただきたいと思っております。
まだ現在は、発売準備中で間もなく開始いたします。
△素材 について深~ぃぃ
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