木には、生息する条件がありますので日本で成長する木も限られております。
各種黒檀は東南アジアやアフリカなどが産地ですので、一部沖縄方面には黒檀の種類の木も生息しているようですが、流通するに至ほどではないかと思います。
それでは、日本国産の中で最高峰というか入手の難しい素材といえば・・・
やはり「 黒柿 」ではないでしょうか。
この素材も出会いは一期一会・・・
昨日、紹介したスネークウッド豹柄札と同じく、どうしてこの黒い部分ができるかは謎。
「黒柿、黒柿っていいますが!」実際に黒柿という木はありません。
普通の「柿の木」は白い材!
黒い部分は、スネークウッドと同様に自然が生み出す神秘であり「この黒い部分が、あれば黒柿という高級素材」「なければ普通の柿の木」という訳なのです。
この黒い部分が自然の柄として重用され、主に高級茶器として使われます。
いや~、何と言っても製材がめんどくさい・・・
なるべく混ざらないように製材をしないと、白い部分の木目の中に黒い部分の粉塵が入り込んで全体が黒味がかっちゃう。
全体を磨くために、持ち替えて、持ち替えて、また持ち替えて製材します。なるべく白い部分に黒い部分の削りカスが入り込まないように気を使います。
この位は、僕ちゃんの木愛注入で~
みがきあげたらハイこのとおり!
ん???あれ???
何だ?何だ?この前に出てきた甘い香りのする茶色い木は?↓↓↓
ふふふ、国産材の最高峰素材「黒柿」と外国産材の最高峰といってもいいこの茶色い素材との共演!!ちょーー豪華!?
明日は、この茶色い素材の製材の様子を紹介で~す。
△素材 について深~ぃぃ
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