浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2013年7月30日(火)

変わった色の木 自然の色(ピンク、赤、紫の木)

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綺麗でしょ!

そしてフダヤドットコムのお木様(おこさま:木札)は手にした時の手触りは「ツルツル」です。

完成~不思議な色の木札質感の違い

自然の色!

当店では、「木」本来の自然の癒しの力をそのまま味わっていただきたく、塗装など一切せずに手作業で磨き上げるだけで、ここまで仕上げております。

ピンク、赤、紫、色のお木様です

 綺麗にみがき上げることで、使ってからの「味のり」「風合い」の変化に格段の違いがあらわれるからです。

製材前の素材です。

製材前のピンク、赤、紫色の木
※画像クリックで!さらに拡大

木の色の概念が吹き飛びますね。

先にもお伝えしたとおり、自然の素材のママで染色などは一切していないのですが、この色を見ると、

染めてるんじゃないんですか??? って聴きたくもなりますよね!

それでは順番に証拠を!

まずは、ピンクアイボリーというピンク色の木「桃札」

ピンクアイボリー:桃札製材

 ご覧の通り、削りカスもご覧のとおり。

最近では、色の濃いものを厳選して使用しております。

ピンク色の証拠

ピンクアイボリーは、表面の質感もツゲなみにツルツルで良好です。

ヤスリがけの後も、うっすらピンク!「ピンクアイボリー:桃札」です。

ピンクアイボリーやすりがけ
→ピンクアイボリー桃札(fudaya.com)

次は、あか喜札。

あか喜札製材

はい、ご覧の通りです。

ブラッドウッド、フランス名ではサティーネという木です。「あか喜札」

サティーネやすりがけ
→あか喜札(fudaya.com)

ここで問題です!

「むらさ貴札」を削ると何色の削りカスがでるでしょうか?

それでは、先にやすりがけの図

パープルハートやすりがけ

ちょっと灰色っぱいけど? ・・・

削りカスは、紫でしょ!!!

むらさ貴札製材

ありゃ・・・

確かに紫色っぽいけど、ちょっと灰色、グレーな感じ。。

何ですけど、ご安心ください!

「むらさ貴札」のパープルハートという素材は、空気に触れると褐色化がどんどん進む、すなわち自然と紫色がどんどん濃くなっていく素材なんです。

左側が昨日製材したてのお木様、右側がしばらく経ったお木様。

しばらくすると落ち着いた紫色に

しばらく経つとかなり落ち着いてきます。やがては、もっと褐色化が進んでまいります。

そうです、やすりも一晩置くと紫色が濃くなってます。

一晩置いたパープルハート
→むらさ貴札(fudaya.com)

えっ?
この3つの中の人気が知りたい?

どれも珍しい木なのですが、やはりピンクが一番珍しいようで、お値段も少し高価ですが一番よく出ます。

ピンク、赤、紫、色のお木様です

人気は、右から「ピンク、赤、紫」の順です。

それにしても、自分でも見るたびに自然の色なんだよな~~~
って、思いながら作業をしています。

今日も、ピカピカのお木様(おこさま:木札)をお届けいたします。

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