ピンク色の木というだけで、かなり珍しいとは思います。
アフリカ南部原産のピンクアイボリーも、ご多聞にもれず発色の良い良材と巡り会う機会がぐんと減っております。
珍しい木に間違いないのですが、木札をはじめとした製品で見かけることはあっても、製材前の原木材を見かけることは、より少ないのではないでしょうか。
ピンクアイボリーに限らず、木材の断面が均一で全く同じ色で安定しているということは、ほぼありません。
特にこうした色や柄に特徴のある樹種はなおさら。
反対側の面をみてもご覧の通り。
出来る事なら色味の濃い部分だけ欲しいけど!!!
こうした時は、丸ごと仕入れ良い部分だけを使うことになります。
こうした部分だけの色の違いだけでなく、個体差も大きく濃いピンクの時もあれば、サーモンピンクというような、薄めのピンク色の事もあります。
いずれにしても、私が納得のいった発色の良い部分だけを厳選して使用しておりますが、いかに大きなサイズに木取りすることが難しい素材かお分かりいただけたと思います。
したがいまして、通常のラインナップは厚み5mmまでの縦長サイズでのご案内という訳なのです。
ピンクの発色にこだわらなければ、大きなサイズもできるのですが、、、
そして、少し前に仕入れることができた、首下げネックレスとして人気の「四丁だるま」に木取りができる厚みと幅があります。
こんな綺麗な素材と出会うのは数年に一度のことなのでございます。
今回は、ラッキーなことに10木程、木取りすることができました。
お値段はやや高めですので動きはゆっくりですが、気付くとなくなっている素材。
どの木も、年を重ねるごとに良材の入手が困難になっておりますので、次は数年後?に入荷があるのかないのか。
10木全て折り紙付きですので、ご興味のある方はお早めに!
△素材 について深~ぃぃ
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