浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2015年1月15日(木)

赤、紫、ピンク、黒、黄 自然の色の木

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本年2回目の一日2回更新。
都合3日しか更新しておりませんが、本年5回目の更新になります。

明日は、某中学校の皆さんが社会科見学にお越しくださいます。
ものづくりに興味を持っていただけるよう、しっかりと準備をしたいと思い、少し木の事を書いておこうと思います。

さて、これは何でしょう?

さて?これは何でしょう?

これじゃ~わからない。

ういーーーーーーーん!ガリガリガリガリ

自分でみがいております。

ここまで貯めないようにしているのですが、繁忙期には、こんな層が出来てしまうこもあります。

そうです、木を切断した時のカスの層です。

自分で扱う素材は、自分で知らないと皆様に説明ができませんので、自分の目で見て仕入れをし全て私、芳雲が手作業で磨きなど製材をしております。

切断カスの層とお木様見比べ

ですから、扱っている素材に関しては、製材している時に手で感じる堅さや弾力やその特徴なども、紹介をする事ができるという訳です。

そして表面のザラザラも、根気よく丁寧にみがくと、ここまで光沢を放ちます。塗装なども一切しませんが、文字彫刻の前の下仕上げの段階で、この位まで磨いておきます。

ピカピカで気持ちいい~

でもですね!

やはり、こんな色の木を見ると!!!

「これは、本当に木?ですよね???」

色んな色の木

って、よく聴かれます。

「染めたんじゃないの?」とかとかも。

染色や塗装も一切していないので、紐を通す穴を開けた削りカスもご覧の通り。

面取りのカス

また、

「何でそこまで磨く必要があるんですか?」と聴かれることもよくあります。

色んな色の木、面取り拡大

それは、初めて手にした時の木の癒しの力や自然の温もりを最大限に感じて頂くためには、やはり愛情を木愛を出来る限り注入すべく手を入れないと伝わらないと考えているからです。

そう、皆さんの想いを刻んだお木様を育てて頂くのですから、
一番最初に手にして下さった時の瞬間を思い浮かべながら、全ての作業をする
訳です。

だから、「木育て」には、これが必要不可欠なんです⇒極!手みがき製材について

あれ?

色木の事から少し脱線してしまいました(笑)

明日の社会科見学では、木の事や木札の事も説明をいたしますが、ものづくりや仕事の楽しさを伝えられるよう、準備をしたいと思います。

あなたの想いを刻む名入れの木札専門店

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