木札の意味。
町火消が消し口に掲げた「消し札」。
火消しの意匠は[火難厄災を逃れる縁起物]とされました。
神社などより授かる[身代わり札]は、割れたり失くしたりした時は、「木札が身代わりとなって守ってくれた」という考え。
デザイン的な由来は神社に納める[千社札]や、歌舞伎やお芝居の[大入りを願う看板やチラシ]などが発展し、現在の木札へ脈々と繋がる縁起由来がございます。
そこに、皆様の想いが加わり、職人の手によって表現された『作品』となってお手元に届く・・・
・・・そのお手元に届いた『木札』は!?
「あなた」や「あなたの大切な方」の想いが乗り移った【分身】であり【相棒】となって、これからの人生を共に歩んで行く。と考えるのでございます。
それは!
「自然からの有難い産物を授かる縁起由来の木札を通して、皆様や皆様の周りの大切な方々が、まず明るく元気な笑顔でいて頂きたい!」
と、思うからでございます。
ですから、
≪木札の意味≫は彫刻する内容、すなわち言霊(ことだま:言葉の持つ意味)によって表現されると考えるのであります。
それでは、木札に込められる意味を考えてみたいと思います。
☆木札の意味:苗字
苗字は「家族」や「家族への感謝」を表わします。
☆木札の意味:家紋
代々受け継ぐ家紋は、ご先祖様への敬意を表し継承を誓うシンボルです。
一方、デザイン的な家紋は、町人文化の発展による「粋」や「洒落」の象徴であります。
☆木札の意味:名前
名前は、あなた自身を表わします。
・名前とニックネーム
名前は親しみも表します。さらに、ニックネームは親密度を表現する言霊でもあります。
☆木札の意味:フルネーム
フルネームは、家族と家族の中のあなた自身全てを表わします。
☆木札の意味:地名(地域名・国名など)
地名は、地域との繋がりや郷土愛、想いを表します。私、浅草鳥越(とりごえ)の蒲生芳雲です。
屋号は、私の場合、家業への情熱を表現しています。
また、起業の方は自社への誓いや愛情・思い入れであり、後継の方は先代からの継承、伝統を受け継ぐ思い、さらなる未来への伝承の意が込められます。
☆木札の意味:チーム・グループ・会・睦・クラス・社、部署名など
様々な共同体は、仲間との連帯感や帰属を表わします。
★木札の個性:自身の大切な「もの」「こと」や座右の銘
ご自身を鼓舞する言葉、自分の大切しているもの、こと、想い、願い、さらには自戒の言葉や座右の銘で個性を表現します。
一方で大切な方への想いや想いのこもった贈る言葉は、心に響くエールや励ましとなって伝わると聞き及びます。
★木札の個性:誕生、歳のお祝いなど節目の記録と、、
誕生~歳のお祝いまで、縁起由来の木札は節目のお祝いに大変喜ばれております。
どうでしょう?
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