その時々で心境も変化しますので、木札への表現も様々。
自分用の木札も作りますが、頻繁ということもなく素材のテストとして時々に『その時の思いを表現』していますが、変わらないのが
『一刻入魂』
これだけは変わらず入れているようです(笑)。
片側には
屋号の『蒲生彫刻』。
ブレてない(笑)
変わったところと言えば、時間を経ての味わい深さは、使い込んだ方が良い味に変化しています。
左から先輩〜歳の順。
あとは、文字の配置、短冊の大きさやバランス調整も、時々の最良の表現よ言うことになりましょうか、微妙に変化していることが分かります。
この木札を作ったのは、あの頃だなぁ〜なんて感慨深く思うこともあります。
私が木札に携わって約20年が経ちました。
え、20年前に今のような感じを予想していたの?
いえいえ、全く予想もしていなかったことで、果たして20年後には、どんな木札を作っているのでしょうか。自分でも楽しみです。
芳雲の生い立ちや木札屋さんを始める迄のことも記しています。ご興味のある方は→四代目芳雲のトリセツ
▼想いを刻む四字熟語(願掛)
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