木札に表現すること・・・それは、
お客様の想いを表現することである。だからこそ、正直にまっすぐに木と向き合います。
この動画で全てではありませんが、仕入れから木札が出来上がるまでの色々なことがご覧いただけるかと思います。
高級素材でも、一般的な素材でも、同じように一つ一つ手をかけます。
お代の高低に関わらず、同じように接しています。
素材を活かすということ。
高級な本黄楊(ほんつげ)や黒檀類は、究極まで磨き上げると「木とは思えない程」に仕上がります。だからとことん磨きます。
次の画像は「黒檀まぐろ」木札。
とても堅いので磨く時に余計に手間がかかるのと、仕上げの磨きもより時間がかかります。
特に青黒檀は、表面が滑らかでピタッと仕上がりますので断面に、下の布地の小紋やコインが映って見えます。
素材自体も貴重であり、より厳選しているので、良い素材はどうしてもお値段が張ってしまいます。
本黄楊や特に黒檀などの堅い木は、かんなは通しずらいので、遠回りのようですがペーパーで落として磨いていくのが一番と考えます。
そして、何より心がけている事!
それは、
「お客様はどんな想いを木札に込めたいのか?」お客様のことを想像すること、思う事。
私は、お客様の想いを代弁して表現する職人であると考えているからです。
木札職人、蒲生芳雲が作る木札。どうぞ、これからも宜しくお願い申し上げるしだいでございます。
★芳雲のルーツ.想い
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