フダヤドットコムのお木様(おこさま:木札)は、自然素材の良さを活かすことで、木の温もりや癒しの力を表現したい。
すなわち、手にした時の感触、木のぬくもりを感じていただきたい。
そして、あなたの名入れの分身を長く大事に育てていただきたいのです。
ですから、その自然の良さを引き出すために、
塗装などはいっさいせずに手作業で丁寧にみがき上げてまいります。
極上の手触りが生み出されるまで!
と、いうことで製材シリーズ最終の第5話になりました!!!
もう、お読みいただきましたか?
・「素材を仕入れた状態から最初のみがき」⇒第1話
・「切断と、切断のあと処理(その1)」⇒第2話
・「切断と、切断のあと処理(その2)」⇒第3話
・「紐を通す「穴あけ」とその処理」⇒第4話
さて、ここではいよいよ最終の名入れの彫刻に入りますが!
ここで唯一のデジタルな工程があります。
なかには、「機械彫りね!」 と、
ハナから、それだけで毛嫌いをする方もいらっしゃいますが、
デジタルな工程でもアナログ的要素をたっぷり入れこんで味のある作品にすることは充分叶うと思っております。
その一つとして・・・
一文字一文字、ていねいに文字の配置のバランスを調整したりする訳ですが、今回は素材の仕上げについての紹介ですので、そのご説明は⇒こちら(アナログ的な要素の注入)
まぁ、
手を入れなければ「デジタルな要素」は「デジタルな仕上がり」でしかありませんので、そう言った意味では、嫌がる方もいるかと思います。
とは、いいましてもデジタルな機械的な要素ならではの良い部分もあります。
こんなに細かく家紋を入れたり、細~い線や文字をシャープに綺麗に彫刻することができるでしょうか?
ですから私なりの表現をするために!!!
素材を自分の目で見て厳選し、自分の手で製材をしてみがき込み、
文字の配置や大きさのバランスも一文字一文字ていねいに、
出来る限りアナログ的な要素=手作業や感覚的な部分を多く入れ込むことに注力しているという訳です。
こうして・・名入れなどの彫刻が終わり、
最後の仕上げのみがきに入ります。
この後も4~5行程かけてみがきますが、素材によって良さの引き出し方は当然、異なりますので違った仕上げ方になります。
その工程は企業秘密ですので実際に、お見せすることはできませんが・・
言えることがあるとするならば・・・
最終仕上げの工程も手作業ということ。
もう一つは、
自分なりに!
現時点では、最高の仕上げ方であると思いますが、
何か閃いたらチャレンジもしますし、良いと思えば積極的に取り入れていくということ。
どうぞ、これからもフダヤドットコム、蒲生芳雲、スタッフ一同、宜しくお願いいたします。
最初からの方は1.からご覧ください。
↓ ↓ ↓
1.目で見て選んだ厳選素材の表面をみがく
2.切断と、切断のあと処理(その1)
3.切断と、切断のあと処理(その2)
4.紐を通す「穴あけ」とその処理
5.唯一のデジタル行程から
進化する最終仕上げ
★芳雲のルーツ.想い
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