浅草鳥越
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代表職人芳雲の木育て日記

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2012年10月30日(火)

3.切断と、切断のあと処理(その2)

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極上の手触りでお届けします!

ツルっつる!の!ぴかっピカ!製材シリーズ第3話!!!

「素材を仕入れた状態から最初のみがき」⇒第1話
「切断と、切断のあと処理(その1)」⇒第2話

までを書きました。

続きましては、切断面の処理(その2)についてご紹介します!

斬!

先ほどの断面の画です。

木端口にササクレが残っています。これを取って行きます。

01先ほどの切断面

かっこよく言いますと、、

ここからは、二刀流(笑)

02角をとるよ~

はっ!

小さい方の木端口は角を丸めます

03わっせ、わっせ

ほっ! 躍動感がありますね~

04こんな感じで

静止画ならではのこんな事だって、一声でできちゃいます!

止まれ~~~っ!!!

05ストップ!

自分ウケ? でもなかなか面白い。

次は、長い方の木端口は角を落としてまいります。

ほっ!

06次は表面の角をとる

わっせ!

07わっせ、ほいさ

ピロッと、ひっくり返して! ほいさっ!!!

08ほいさ、わっせ

よーーし、リズムも出てきた!

さーーーて、いきますよ~  止まれぇぇぇえええ!!!

 

09とまれ!

ブログっていいな(笑)

さて、1回目はササクレを取る感じですが、
この角もさらに、ヤスリの番手を変えてもう一回みがき下ろします。

10・・2回目もいきます

小さい方の角は、木端口を丸めて

11わっせ

長い方は角を取る。

12ほいさ

これで切断面が綺麗になりました。

する前と後では、こんな風に違います。

13こうして面取り(角おとし)終了

こうして角をとる「面取り」の作業が終了しま・・・

「さくら材のオーダー品」は、この仕上げでありますが、

さらに高級素材である各種黒檀↓や本黄楊(つげ)材↓は、

14黒檀類、ツゲ等高級素材

この切断面もヤスリで順にみがいていきます。

15切断面をさらにみがいて

角を落とす前に、切断面をみがいてから角を丸めて

またヤスリの番手を変えて、切断面をみがく→角もみがく

また変えて、切断面をみがく→角もみがく

16下ろしていきます

こちらも、この段階では3回ヤスリで下ろして、

「ひとまず」この工程は終了になります。

日本を代表する高級素材、本黄楊(つげ)材。

芳雲の仕上げは、こうなります↓↓↓

17高級素材の切断面の仕上げ

黒檀の中では圧倒的一番人気、

黒の木肌のなめらかさが秀逸な「青黒檀」は、こう仕上がります。

青黒檀切断面

切断面も、丁寧にしっかりと処理をすることで

全体の質感を引き締めてまいります。

極上の手触りはこうして生まれます!(全5話)

↓ 次の行程 ↓

4.紐を通す「穴あけ」とその処理
5.唯一のデジタル行程から
進化する最終仕上げ

更新後に追てリンク致しました⇒1.最初の工程から

 

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