こんなぁ~時もぉ~あぁぁあったよね~♪
から早、結婚20年。
節目の本日に今の木札への思いを記しておきたいと思います。
フダヤドットコムの木札職人は、これまでに私1人しかおりません。
2003年の正月から本格的な試作などを始めましたので約18年半、全て私が手掛けた木札ですので、姿を見れば自分の作品か否かは、大抵区別がつきます。
これまでにフダヤドットコムから生まれた作品は、全てこの手を介して誕生した。
木札に携わった当初は、携帯ストラップ全盛。
小さ目のサイズが良く出ており、2004年のアトレ上野での催事の時は一月で3000木以上作った月もありました。
今よりも断然作りは粗いですが、一生懸命磨いていたことは間違いありません。
そうでした!店舗内の見本も全て私が、って作る人は私しかおりません。
・・・見本は、文字などを間違えた木札だったりますが、見本用に作った木札も含め全て私が磨いて彫刻して仕上げた作品たち。
ざっと数えただけでも店内に1000位の見本、そして2500程度の既製品の作り置きがあります。
これまでに作った総数など計算した事もありませんが、かなり少なく見積もって一年に5000木は下らないと思いますので、ざっくっと18年半で10万個以上の木札を作ってきたことになりましょうか。
これだけ作ってきたのですが、一昨日に新たな気付きがありました。
製材の下磨きと、仕上げ磨きの手順の問題なのですが、明らかに仕上がりに違いが見えたのでございます。
普段から手を抜いているということではありません!
私の大好きな「イチロー選手」が前人未到の9年連続で200安打を達成した時の語録。
もっと良い仕上げが出来ないか!?
もっと素材を活かした木札づくりができないか!?
常に考え続け、これと思ったことはまず試す!!!
ここには効率とかはありません。木札の素材が綺麗に輝くことを一番に考えます。
「手にした瞬間のぬくもり、安心を手にしていただくために」
その後に、「効率」を考えます。が、だいらい効率は良くならない(笑)。
18年半、こんな風に続けて今に至ります。
気が付けば、終わりのない『木札道』に踏み込んでいるようです。
さて、フダヤドットコム開設は2004年1月、蒲生彫刻創業は1925年。
あら、もう直ぐこちらも20年と100年節。
その頃には、どんな風に進化しているでしょうか、私にも読めません。
ただただ一生懸命。
本年8月にブログをこちらに移転しましたが、その際『四代目芳雲のトリセツ』として、僕の生い立ちから『木札づくりへの想い』をまとめております。
木札職人芳雲ってどんな人!?
よろしければ、『四代目芳雲のトリセツ』ぜひご覧ください。
★芳雲のルーツ.想い
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