今日の天気は微妙な一日。
天気予報では、一日曇りの予定が昼過ぎには晴れ間がみえ・・・
むし、暑い。
暑さがぶり返した日の製材は、やはり大汗になる。
まだ、暑さはこたえるな~
そして今晩、初めて東京スカイツリーがテスト点灯される。製材は、けっこうな重労働だが暑さも忘れ少しワクワク!いい仕事ができそうだ!!!
新しく誕生するお木様の顔を見るとやはり元気が出てきます。
あぁ~癒される瞬間。
何でそんなにまで苦労してみがくのか???
聴かれることがあります。
答えはカンタン!
長く使い込んでからの木の味ノリの仕方が全然ちがうから・・・
そうなんです。
その違いがハッキリでてくるのは長く使い込んでからなのです。
と、いうのは
ここでしっかりみがいておかないと木札の表面に凸凹がたくさんある状態ですが、まぁ、それほどまでにみがかなくても彫刻してしまえば、ある程度のコントラストが出てそれなりに見えてしまいます。
しかし、この凸凹をしっかり取っておかないと、その凸凹に汚れなどが引っ掛かりやすく入りやすくもなるというわけです。
白みがかった本黄楊などは黒い汚れが、黒檀などの黒い材は表面の凸凹でツルんとした光沢がなかなか出てきません。
もちろん本黄楊材など白見の剤は使いはじめに、やはり黒っぽくなった感じがいたしますが、時間が経てば経つほどここでのみがき作業の差がでてくるというわけです。
しかしそれには、かなり根気のいる作業が必要です。
一気にはピカピカにはなりませんのでヤスリの番手を徐々に徐々に落としながらシッカリみがいいかないとならないのです。
特に高級素材の本黄楊や各黒檀やスネークウッド豹柄札は断面まできれいにみがきますとピカピカな笑顔で微笑んでくれるので仕上げに妥協はいたしません。
さて今日の出荷もおわり・・・
あっ!
今日は東京スカイツリーのテスト点灯♪いざ蔵前橋へ♪
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