浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

ブログサイト

2010年10月13日(水)

昼には生まれたて黄楊くんの笑顔、夜は誕生して初めて?東京スカイツリーの笑顔

カテゴリー

今日の天気は微妙な一日。
天気予報では、一日曇りの予定が昼過ぎには晴れ間がみえ・・・

むし、暑い。

暑さがぶり返した日の製材は、やはり大汗になる。
まだ、暑さはこたえるな~

$10-10-13-本黄楊製材

そして今晩、初めて東京スカイツリーがテスト点灯される。製材は、けっこうな重労働だが暑さも忘れ少しワクワク!いい仕事ができそうだ!!!

10-10-13-本黄楊製材側面

新しく誕生するお木様の顔を見るとやはり元気が出てきます。
あぁ~癒される瞬間。

何でそんなにまで苦労してみがくのか???
聴かれることがあります。

答えはカンタン!

長く使い込んでからの木の味ノリの仕方が全然ちがうから・・・

そうなんです。
その違いがハッキリでてくるのは長く使い込んでからなのです。

と、いうのは
ここでしっかりみがいておかないと木札の表面に凸凹がたくさんある状態ですが、まぁ、それほどまでにみがかなくても彫刻してしまえば、ある程度のコントラストが出てそれなりに見えてしまいます。

しかし、この凸凹をしっかり取っておかないと、その凸凹に汚れなどが引っ掛かりやすく入りやすくもなるというわけです。

白みがかった本黄楊などは黒い汚れが、黒檀などの黒い材は表面の凸凹でツルんとした光沢がなかなか出てきません。

もちろん本黄楊材など白見の剤は使いはじめに、やはり黒っぽくなった感じがいたしますが、時間が経てば経つほどここでのみがき作業の差がでてくるというわけです。

しかしそれには、かなり根気のいる作業が必要です。

一気にはピカピカにはなりませんのでヤスリの番手を徐々に徐々に落としながらシッカリみがいいかないとならないのです。

特に高級素材の本黄楊や各黒檀やスネークウッド豹柄札は断面まできれいにみがきますとピカピカな笑顔で微笑んでくれるので仕上げに妥協はいたしません。

さて今日の出荷もおわり・・・

あっ!
今日は東京スカイツリーのテスト点灯♪いざ蔵前橋へ♪

$10-10-13-東京スカイツリー点灯「その壱」
おや?

10-10-13-東京スカイツリー点灯「その弐」

確かに消えているときに比べると
灯っていてるといえば灯っていている。

もう少し、よってみよう!!!

10-10-13-東京スカイツリー点灯「その参」

 

確かに灯ってる。

もういっちょ!
10-10-13-東京スカイツリー点灯「その四」

確かに展望台とその下にうっすらと淡い暖色系の光。

でも、引きでみると・・・


$10-10-13-東京スカイツリー点灯「その伍」

こんな感じ・・・

下の方に見える寒色系の青っぽい光がむなしくみえる。

$10-10-13-東京スカイツリー点灯「その六」

すっかり屋形船が主人公・・・

$10-10-13-東京スカイツリー点灯「その七」

結構な人が蔵前橋の上から見ていたが、
ため息まじりにトットと退散する方が。。

ぼくちゃんも、工房に戻って製材だっ!
限定販売、気になる青黒檀ツートン君の製材もいよいよ大詰めです!

ブログ一覧に戻る

◆ブログ

の記事

◆ブログ の記事一覧