長年連れ添っているスネークウッド豹柄札のみりょう札。
光沢もでていい味になってきたな~~~
ん!!!
細かい傷がたくさんありはしませんか?
確かに・・・
普段、金属の金具があたるお木様(おこさま:木札)達と一緒につけてます。
これは、これで成長の証であり味なのですが・・
やはり光沢の良い素材なので、深めの擦れ傷は特に目立っちゃいます。
全体が擦れていれば、それなりに見えるのでしょうが、当たる個所は大体同じようで何となく汚くみえちゃう。。
・・・文字の面にも深めの金属と擦れた跡が、、、
そうだ!
思い切って磨き直してみよう!
ざざん!!!思い切りましたね~
若い色がでてきた~
側面は、光沢が残ったまま・・・えいっ!
側面、両方いきまいた~~~
さて・・・文字の面だけ光沢を残しておくか・・・否か、、、
削り過ぎないように!
いっちゃうよ~~~
おっと!!!
模様が復活??? 大柄だけど、結構、豹柄蛇紋が出てたのねん
文字の彫刻面も、
文字が消えずに細かい傷は取れたようです。
側面には、売り物に出来ず自分用にした理由の細かいクラック(裂け目)がでてきました。
分かります? 中指の方が面に近く、ななめに小指の方へ、
すーっと細い筋が、あるんです。。
使い込むと目立たなくなって、しかも、そこから割れている訳ではない。
それなら、大丈夫なんじゃない???
って、思いたい所ですが、新品にこの裂け目があると結構目立つので、やはりB品ではなくお蔵入りしかありません。。
さらに、番手を下ろして磨いていくと・・・
おおぉ~だいぶ、木目がみえてきました。
ここまでくると、さらに磨くとどうなるのだろう!?
って、気持ちになります。そして、
彫刻面の木目も分かるようになってきましたよ。
フダヤドットコム、芳雲の木愛磨きは!
まだまだ番手を下ろして磨き上げます。
ペーパーだけで、この辺りまで磨き上げます。
かなり、仕上がりました。。。
しかし、しかし、
ここからが芳雲の木愛磨きの真骨頂!!!
仕上げ磨きに入るのですが、、
作業工程は企業秘密・・・
お伝えできるのは、
この後何行程磨くかというと!
4工程の磨きをします。すると・・・
塗装は、いっさいしておりません。
油分なども加えておりません。
手作業で磨いただけです!!!
かなり復活しました。
しかし彫刻面は、それほど深い訳ではありませんので、
こうした完全リニューアルは、度々はできません。
側面も、かなり元の木目が見えてきました。
1つ、ご注意いただきたいのは、全ての素材がこうした磨き直しに向く訳ではないということです。
スネークウッドや黒檀系の堅い素材は良いかと思います。
さくらや黄楊などは、木の質からお奨めいたしません。そのまま、お木様の成長をお楽しみになった方がよいかと思います。
せっかく磨き直したので、新調した合切袋につけようと思います。
この大きさだとかなり目立ちます!豹柄蛇紋もでていいですね。
あれ?
一番大きい「みりょうサイズ」は、根付紐が回らないんじゃないの?
そうです。
普通の根付紐は短くて取り回しができません。
どのように取り付けるのか、答えは次のブログで!!!
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