ようやく新春恒例となった感のある「限定数販売の干支みくじ札」。
よく、どんな風にデザインを決めるのか?
と、聴かれますので、来年の丙申歳(ひのえさる)デザインが、どう決まって言ったのか、その過程を記してみたいと思います。
あっ!
25日のお昼時点でご予約数172~~~
「残り44」、お正月の開店時にはなくなっている勢いです。ご来店を予定している方も、ご入用の方はお早めにご予約を⇒干支みくじ札丙申歳
ちなみに、店頭では明日26日には並べたいと考えておりますが今日の作業しだい、遅くとも27日には出荷も含めて始めたいと考えております。
前置きが長くなりましたが、
家紋帳にある猿の家紋を探してみますと、
ありました!ありました!
「三ツ クヽリ 猿」
今の字で書くと「三つ括り猿」。紋帳に載っている唯一の「猿の家紋」。
でもですね、
パッと見、 なんだか良く解らない・・・
そこで、日本で有名な猿と言えば!?
そう、「見ざる言わざる聞かざる」で知られる日光東照宮の三猿。
試しにスケッチしてみましたが、妙にリアル(笑)
さらに小さい四角のフレームに収めなくてはならず、ちょっと実際の絵はやめておこう・・・
あ!!!
猿の家紋を三猿にアレンジしたら?
手を付けて「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿にアレンジをしてみました。
それでも、一発で決まった訳ではなく・・
縁取りにしたり、彫りこんだり
太らせたり、痩せさせたり
四角いフレームの中に、大きめがいいのか?
小さ目が良いのか?微妙に大きさを変えたり、、
文字の書体や大きさ、配置などなど、
しかし、初めて家紋と接する方には???かも、しれませんので、本年はくじの裏に差し込んでいる説明書きに、柄の説明も付け加えさせていただきました。
これで、お年玉と併せて頂いた方も何の意匠なのかお分かりいただるかと思います。
さて、冒頭にもお伝えしました通り、只今最終準備をしている段階で
残り44個となってしまいました。
新年にご来店を予定している方も、ご予約頂きませんと怪しい気配になってまいりました。どうぞ、ご予約はお早めに~⇒干支みくじ札丙申歳
芳雲作紋「三つ括り三猿」が、出来上がるまでの過程でした。
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