浅草鳥越
名入れ 彫刻木札専門店
代表職人芳雲の木育て日記

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2020年8月24日(月)

「木札の無塗装手磨き仕上げ」は自然の温もりを長く楽しんでいただくため!

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暑い、暑い、暑い、暑い、あつーーーいっ!

腕には玉のような汗。

毎年の事とはいえ、この時期の製材は堪えます。

工房内とはいえ半外で製材中~~~

フダヤドットコム店舗横の工房にて製材

ただナデナデするのではなく、それなりに腰を入れて磨きます。

なぜなら、ランナップにある木は、どの材も堅く鉋などの刃物では削り切れない素材。

一見みえずらい厚みを整えた機械のヤスリ跡を綺麗に落とすには!

せっせとヤスリで綺麗に磨く、粗い番手から徐々に細かい番手に変えて、木の表面がツルツルになるまで磨くのです。

本黄楊(つげ)や黒檀などの高級素材は、木の質感も最高ですから断面まで綺麗に磨きあげると、より輝きを増すからなのでございます。

眼鏡に汗が落ちたって、木札さん達が輝く瞬間のことを思うと、ここは一切の妥協は許しません。

暑くたって、寒く手がかじかんだって、極上のツルツルに仕上げるのが私、芳雲が作る木札です。

なぜこんなにしてまで磨くのか?

それは、手にした瞬間に気が持つ本来の温かみや癒しの力を感じていただくため、さらに長く使っていただくためでもあるのです。

さらに磨きを極めたい理由!?ご覧になりたい方は、以前に記した⇒製材工程の記事をご覧ください。

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