江戸時代から漁師町として栄えた佃島。
かの徳川家康公が、
「江戸入府の際に江戸前の新鮮な魚を取るため大阪摂津の国佃から漁師を呼び寄せ住まわせた。」
とされる、現在の中央区佃。
銀座から大川(隅田川)を渡ってすぐに位置する佃、月島。大都会と隣り合わせで、過疎が唄われる都心ながら現在、ほど近いベットタウンとして人口が増加している地域でもあります。
湾岸部の開発が進み、都会的な街に変わっていく一方で昔の風情を残すこの地域を象徴するお祭りのワンシーン。
夕焼けに染まる高層マンションをバックに住吉神社の八角神輿。
横を向くと、こんな風情のある下町っぽい雰囲気。
この佃にご鎮座する住吉神社。
6月にお邪魔した浦安三社祭は4年に一度ですが、ここ住吉神社の御神輿渡御が行われる本祭は3年に一度。
年回りでいきますと昨年行われる予定でありましたが、震災の影響で今年にスライド。
今年は、4年ぶりの開催となるわけですが、
ポスターのサブタイトルには
「 新宮神輿初神幸 」
八角の宮神輿でも有名でもありますが、今年がそのお披露目!
この八角神輿の宮入渡御は、毎回月曜に行われます。
と、言う訳で、昨日はお休みの夕方を利用して、住吉神社のお祭りを観に行ってまいりました。
神社の手前には、2008年にご縁があって担がせていただいた宮元の千貫神輿が飾られておりました↓↓↓
とても立派です↓↓↓ ⇒宮元千貫神輿
仕事柄、こうした細かい飾り金具に目がいきます。
瓔珞には、「佃の牡丹文字」。こうした仕事、、好きです。
このお祭りの各町会神輿も、なかなか大きく感じます。
画像は、月島一之部町会の御神輿です。
さてさて、お待たせしましました!
今年、お披露目となった新しい八角神輿!!!
ちょっと、面白いと思ったのは担ぎ上げの前に、綺麗に折った半紙?懐紙?に包んだお賽銭を御神輿に向かって投げるのです。
下の画像の御神輿の屋根に乗っている白い物と、横に飛び交う白い物体がそれです。画像をクリックして拡大にてご覧ください↓↓↓
やけに止まっている時にお神輿が低いと感じましたが
馬が案外と低めに作ってありました。
・・・それと、各画像をみてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、このお祭りも「水かけ神輿」です。。
佃、月島のこの雰囲気は、何となく、私の地元、台東区鳥越地区と似ている気がします。
次は3年後?
それとも1年のずれを修正するのでしょうか?
いずれにしましても、観に行くときには「水かけ」ご注意ください。
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