蕨手の上には小鳥が乗っている事が多いですが、
幣町会神輿、2基の内の1基、旧西鳥越の御神輿は四神が乗っております。
東から青龍、朱雀、白虎、玄武。
西の大人神輿の方がとんぼ(神輿の横向きの棒)が少し短いので、フダヤドットコム前の細い路地もギリギリですが通して頂けます。
もう1基の大人神輿と隔年で出しておりますので、フダヤドットコムの前を大人神輿が通るのは2年に一回。今から4年前、三十数年振りに通していただいてから3回目となります。
まず、鳳凰を屋根の上に載せる前に、力綱と化粧綱の基の部分を組みます。
鳳凰を乗せてから、本棒を通しウマに乗せてから本格的な飾りつけなどが始まります。
その際に、綱は屋根に仮置きしておきます。
力綱で屋根を固定しますので、その下準備。
本棒ととんぼを固定してから力綱を固定し、
ソエの棒を縛っていきます。
これで、おおかたの形は出来上がりました。
って!先輩!もう組みあがってますからぁ~(笑)
さらに、銅綱を回し固定、力綱、銅綱を晒で化粧いたします。
続いて瓔珞を取付けて、社紋である「七曜紋」の鏡を取付けています。
内側の取付が終わってから、次は化粧綱を飾ってまいります。
特に、決まりはないので毎年、毎年、この方が格好いい!!!
とかとか、ここからが時間がかかってしまいます。
ちなみに、もう1基の町会大人神輿とどこが違うのか?
一番分かりやすいのは屋根の色と形。
遠目ですが「屋根の色が黒で、吹き返し=屋根の軒が、横に真っ直ぐ」なので違いがお分かりいただけると思います。こちらは、蕨手の上に乗るのは「小鳥」です。
もちろん、色々な付属も含め全部違うのですが!
とんぼの長さが、ちょいと長くフダヤドットコムの前は通れません><
さて、西鳥越町の神輿に戻りまして、鈴も立つように取付します。
あっ!猪目(いのめ:日式ハート)~
そして、お待たせしました。四神を配置します。
御神輿を中心に
右肩の後に「北の玄武 (亀)」
右肩の前に「東の青龍 (竜)」
左肩の前に「南の朱雀 (鳳)」
左肩の後に「西の白虎 (虎)」
正面から見るとこんな配置・・・
ん?虎!鳳凰!龍!何か足りない?
冒頭にも書きましたが、西鳥越の御神輿はフダヤドットコムの前も通過します!だって、元は西鳥越町ですから!!!
来年は、黒の町会神輿、ミニ御本社の様相ですので、フダヤドットコム前の渡御はありません。
覚えていたら・・・黒の神輿の組み立ての様子も記してみようと思います。
おりゃ!おりゃ!
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