「この木の色、良い感じですね!」
「この感じのが!いいんですが! この桜の木!」
フダヤドットコムの原点でもある桜のお木様(おこさま:木札)。
こちらが、生まれたての新しい桜のお木様です。
「いやいや、それじゃなくて!見本の桜!
こっちの感じの木が欲しいんです!」
『・・・それは、
最初からそういうお木様(おこさま:木札)が出来る訳ではないんです。。』
「えっ!?どうして」
『お客様には、木それぞれが持つ質感を味わって頂くため、鳥越の店舗では全ての素材を手に取ってご覧いただいております。
この桜のお木様は、こうして皆様に手に取って頂くことで、年月と共にこのような味わいになってきました。
最初からこのような味わいではなく、皆様に手にとってご覧いただく事で、このように味わいを持って成長したきたのです。』
「それじゃぁ!使わないとこういう風にならないの?」
『そうです。それぞれ様の使い方によって成長の姿も違ってまいります。それが、私共で言っておりますお木様の成長、いわゆる木育てです。』
『長くお使いいただくために、素材は1つ1つ丁寧に磨いて整え、仕上げでも更に磨き上げます。
同じような木札でも、最初は新鮮に見えますが、1つ1つツルツルに磨き上げる事で、長年経った時の味わいに差が出てきます。年が経つにつれ違いが明確になってまいりますが・・・
私が手がけたお木様を手にした皆さんは、新品でもツルツル感が違いますね!と、言ってくださいます。』
少しでも、素材について多く知って頂こうと色々と説明をしておりますが、
残念ながら、ネット上では素材の質感まではお伝えする事ができません。
と、遠方からも予定を組み入れて、ご来店下さる方が多く本当に有難いことです。
と、言う訳で、桜のお木様の見本を交換いたしました。
どんな風に変化していくのか、店舗でお聞きいただければ、できる限りではございますが、ご案内させて頂きます。
□お客様によく聴かれること
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