大好きなイチロー選手、、、な話題でもちきりの2018年5月4日ですが、先程の世界卓球の石川佳純ちゃんの雄姿に感激もしておりますが、
一昨日の5月2日にお店で思わず涙した出来事。そのお客様にもお許しを頂戴しましたので、ブログに残し置きたいと思います。
朝一番にお見えになったお客様・・・
『この為だけに沖縄から来ました!一番いい木札を下さい!!!』
ビックリしました。沖縄からわざわざ?
どうしても気になりましたので、「お誕生日などのお祝いですか?」と、ご用向きを御伺いしたところ、
「少し前に来たので2度目なんです。実は前回、ICU(集中治療室)に入っているお友達を励まそうとプレゼントしたんです。
そうしたら、その翌日から急に病状が好転し、完治はしていませんが直ぐにICUを出るほどに回復したんです。
それが、病院や仲間内で話題になって、、他の方に私にも!!!ということになって、これだけの為に沖縄からきました。だから、一番いい木札が欲しいんです。」
どういう訳か分かりませんが、度々こうしたご報告を頂戴することがございます。
科学的な因果関係などを証明する以前の事象でありますので、どうしてこうしたことが起こるのか?ただタイミングが良かっただけなのでは?とか色々と考えて見るのですが、
いずれにしましても木札を通して良いことに繋がったと思って下さるのであれば、作り手としてこれ程有難いことはありません。
ただ、木札を作る時に、いつも心がけているのは、お客様がどんな想いでご依頼を下さっているか、想像しながら創造する。このことは、ホームページやブログなどで以前から記しております。
が、実際にこうしたご報告を頂きますと、嬉しいことに間違いはありまし、やっててよかった!と思う瞬間でもあります。
同時に、増々精進を!と思う次第でございます。
ちなみに、そのお客様が何の木札をご依頼くださったのかといいますと「青黒檀」。
「前回も青黒檀だったので、今回も同じ素材にします!サイズも彫り方も紐も一緒、名前の所だけ変えて下さい。」
僕の出来ることは、ただただ正直に木と向き合って、丁寧な作りに努めること。あなたの想いを感じながらの木札作りを続けてまります。
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