あなたの分身でもあり、相棒となって共に歩む木札。
分身であるからこそ、温もりのある木札に仕上げたい!
それには、丁寧な磨きが不可欠!!!
こうして路地からも製材風景をご覧いただけるのですが、
製材時は粉塵吸引防止のマスクを着用しており、こんないでたちのせいか・・・
なんか、しているな!と思われても、なかなか声を掛けられることはありません。
それでも、たまーーーに、
「何をしてるんですか?」と、お声掛け頂く事もあります。
木を磨いているのですが、だいたい、それは何の木ですか?
色々な色の木があるんですね!?
など、こういった質問を多く頂戴するのですが、少し前・・・日本語が上手な外国の方から、こんな質問がありました!
「それは、どのくらい、古いですか?」
製材風景を見ていて、「どのくらい古いですか?」と、聴かれたことはありませんでしたので、
「切断する機械の事ですか!?」と、聴き返したところ、
「いえいえ、そのガイド?に使っている木、どの位ですか?」
木札は、サイズ毎に長さを変えて切り揃えますが、一定の長さにする為に、見本のガイドとなる木札は同じものを使っています。
何となく使い始めたガイドの木札達ですが、これまた何となく同じものを使い続け、その木札で合わせることが常となっています。
機械にガイドの印をつけてもいるのですが、やはり、現物での確認もした方がより確実に、長さを揃えられます。
寸法だけでは定まらない季節季節の変化なども、同じ札で合わせる事で、調整をしている。ということに、なりましょうか。
このガイドの木札も最初は、何ともなしに使い始めましたが、、、恐らく10年以上は同じ木札で合わせていんだなぁ~~~
前出の外国の方曰く、
「10年以上!それは、凄いことですね~!これからも、同じ木ですよね!?」
はい!これなくなると、落ち着かないかも。
人それぞれ、木札もそれぞれ、思いもよらない質問とその驚き振りに、見方も色々あるのだなぁ
と、思った製材のシーンでございました。
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