仕事をしている中で、何が一番大変ですか?
先週に引き続いて、社会科見学がありました。
仕事をすることの楽しさが伝われば嬉しいな~、
と思いつつ、それには楽しく仕事をする、それがお木様(おこさま:木札)を通してお客様へと伝わっていく。
この想いは変わりませんが、何が一番と言わると・・・聴く方のニュアンスによっても答えは変わってくるのかもしれません。
この答えは、最後に書かせて頂くとしまして、
今回の工房見学から、フダヤドットコムの母体でもある蒲生彫刻の金型彫刻の様子もご覧いただくようにしてみました。
木札を扱っているお店は、色々あると思いますが、私も元は金型彫刻師ですのでお木様(おこさま:木札)にも、そのエッセンスがふんだんに織り込まれている訳で、
蒲生彫刻では、こうした金型を作っていて、その銀細工を嵌め込んだオリジナルが、純銀製象嵌木札で
これは、フダヤドットコムだけのオリジナル。こうした凝った形の銀細工を嵌め込んだお木様は、他ではほとんど見かけません!
百聞は一見にしかず。
へぇ~ と目を輝かせて見入って下さいます。
そして、いつものお木様の魂を彫刻するシーン。
そうそう、最初の質問の回答ですが、今回はこんな風に答えました。
「素材を仕入れることが一番難しいかもしれません。
自然の産物なので、いつも安定して良い素材があるとは限らないんです。自然のものなので、自分のコントロール出来ないことですから、それが一番難しいことではないでしょうか。
同じ種類の木であれば何でもいい!というなら構いませんが、お木様に向いた素材をさらに[ 厳選 ]しないとお木様になりませんので、、、業者様には、常に希望する素材の確保をお願いしておりますが、年々、確保が厳しくなっていることを感じます。
素材を仕入れてからお客様に届けるまでは、全て自分の責任で形にして作り上げていく訳ですから、難しいとか言っている場合ではありません。
だから、自分の一番コントロールできない自然の産物でもある素材の確保が一番難しい、、のでしょうか。。。」
イェイ(^^)v
少し歯切れが悪い回答かもしれませんが、ちょっとした質問のニュアンスで、答えが変わることもあるかもしれませんが、私のお木様づくりへの想いで感じたことを素直に伝えることを、これからも心がけてまいります。
反省点は、金型の紹介が始めてだったので、金型からお木様へのつなぎの部分の説明に戸惑ってしまいました。次の5月には、もう少し工夫して生徒さん達をお迎えできればと思います。
楽しさ、伝わったかな。。。うん
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