浅草鳥越
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代表職人芳雲の木育て日記

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2013年6月11日(火)

鳥越祭:鳥一町会、2基の大人神輿

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鳥越祭、終わりました。来年、平成26年(2014)は、6月7,8です。

贅沢にも町会の大人神輿が2基あるって事を書きたいと思います。

現在の住所表記は、鳥越1丁目、2丁目となっておりますが、
その昔は「元鳥越」と「西鳥越」で、「西鳥越」と「元鳥越」の一部が、現在の鳥越1丁目町会となり「元鳥越」は鳥越2丁目宮元町会となり現在に至ります。

そして、どうした経緯があったのかはわかりかねますが、鳥越1丁目町会が両方の御神輿を譲り受け、隔年で交互に今年は「西の神輿(通称)」の出番です。

鳳凰と化粧綱、力綱

 2基の大人神輿の違いは、後ほど見比べるとして・・・

現在、鳥越神社の氏子町会は23ヶ町ありますが、町会ごとの運営は、各町それぞれで異なります。

私のいる鳥越1丁目町会は、睦会員の手で御神輿を組み立てます。

ウマにあげる

基本的な棒を縛るところは、どちらの御神輿も変わりないのですが、

棒を縛る

何せ、年に一回のこと。
忘れてしまった時には、プロである鳶の方にご指導いただき、

形になってきました。


そして、何と言っても2基=1年おき=2年に1回の組み立てですので、細かい飾りの異なる部分は・・・昔の写真などを見ながらになる訳です。

鳳凰などで頭をきらないように注意します

この西の御神輿は、屋根からグルと伸びている「蕨手」の上に小鳥ではなく、玄武、青龍、朱雀、白虎の四神が乗っている珍しい御神輿なんです。

飾りなどを取付ける

見た目の大きな違いは「屋根の色」と屋根の際に出ている「ふき返し」の中央の部分の形状がちょっと違います。

向かって左側が、「西の中神輿」ですので今年の大人神輿の屋根の色と形状が同じつくりになっております。

最後に駒札をつけて完成

下は昨年の町会神輿の画像。

「西の神輿」にならい、もう一方の御神輿を「東の神輿」と呼んでいる訳ですが、中神輿も、それぞれの特徴に習った小型版なのです。

向かって右側の中神輿は屋根の色が黒で「ふき返し」も、横に真っ直ぐ。

東の大人神輿も、屋根の形は同じよう!
それと、鳳凰の羽の寝方が少し違います↓↓↓

H24、2012町会神輿(黒)

こちらの「東の大人神輿」の方が、鳥越神社の御本社神輿に似た作りになってます。 遠目ですが・・今年の御本社神輿の宮入です。

本社宮入

今年のお祭り・・・終わっちゃいました。

ばらしも自分達でします

と、言う訳で、月曜のバラし片付けも自分たちでする訳で・・・

しまう時は綺麗に拭いて

金曜から月曜まで4日間、仕事が出来ない訳で・・・
ちょっと、貯まってしまいました。急いで頑張ります。。

町会神輿2基

ご覧の通り、台輪3尺クラスの大人神輿が2基。贅沢な町会だな~、、
でも維持も大変なんですよ。。

かたずけも終了

たまたま、御本社神輿をばらしているところに遭遇しました。

胴体の部分、人の大きさで見比べると、その大きさがよくわかりますね。

御本社神輿でか~

今週末に大納会があり、お祭りの行事は一段落、7月1日の水上祭から、我が町鳥越は新年を迎えるということになるのです。

鳥越1丁目町会の大人神輿は2基ある、というお話でした。

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