Green Ebony→グリーンエボニー
黒檀も現在おもに流通している「縞黒檀、黒檀まぐろ、青黒檀」の3種の中で、最高峰と言われる青黒檀の英名です。
この青黒檀は、空気に触れると黒さが深みを増していきます。
製材したばかりのヤスリと、少し時間が経ったヤスリを比べてみましょう!
ご覧のように、左側が削りたて、右側が数日たったもの。
こんな風に、空気に触れることでどんどん黒みが増していきます。
さらに、青黒檀の絶対的な特徴といえば、密度の高さ。
黒檀3種の中でも最も密度が高い=一番重く、
表面の「モッカン」と言われる細かい筋のようなものが圧倒的に少ないこともあり、仕上げて磨いた後には、ツルッツルのピカッピカになります。
それでは、最後の仕上げ磨きの前から、順に見てみましょう!
画像の左側は、比較のために私が普段愛用している特大サイズの首掛け札を置いてみました。かなり使い込んでいますので、黒さが深く落ち着いてきております。
そして右側が、最終仕上げ磨き前の梵字入りの青黒檀(大トロ)。
仕上げ前なので、まだちょっと薄汚れた感じ。彫刻する前にも、ある程度の所まで磨いておりますが、うっすらと削りカスなどが付着しておりますので、何となく緑がかった黒色になっているのがお分かりになりますでしょうか。
この時点では、まだ、綺麗に見えませんね・・・
まぁ、、、
か~るく磨いてあげますと!ほら!
どうですか?
かなり綺麗になったでしょ!!!
もちろん、あらかじめ磨いておりますが、表面の削りカスなどをふき取る程度で、こんなに綺麗になります。
さらにさらに!最後の極秘の仕上げでスリスリしますと!
自分でも、惚れ惚れしてみとれてしまうことがあります。。
塗装などは、いっさいしなくても磨くだけでここまで仕上げる事ができます。
どうやって、仕上げるかは!
企業秘密です!
ちょっとだけ?
1つお伝えするならば!
「手作業でしておりますので、ちょっと大変です・・」
これからも、もっと研究して、さらに良く仕上がらないか探求してまいります!
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