本当に長らくお待たせをしてしまいました。事情はあろうと長くお待たせしてしまいましたことお詫びいたします。
本来であれば東京オリンピックと同時開催!なんて目論んでおりましたが、このコロナ禍でどうしようか悩み、、、結果発表までグダグダと伸びてしまいましたが、審査結果の発表をしてまいります。
あなたが育てた大切な木札のコンテスト「第14回木育て自慢大賞」、今回も16もの熱い作品のご応募を頂き、本当に有難く心より御礼を申し上げます。
そして、沢山のご応募を有難いと思いつつ毎回悩まされるのが審査・・・
全員入賞!!!なんてしてしまったら、コンテストではなく「普通の投稿」で終わってしまいますし、、、毎回、心を鬼にして先行するのでございます。
そこでまず、審査結果の前に、入賞など表彰の概要をお知らせいたします。
参加募集のページには、大賞、2位、3位ほか特別賞があれば!とお伝えしております。
これに則しまして、大賞1作品、優秀賞2作品、大賞以外は順位を付けず、さらに特別賞を2作品の全5作品を入賞作品として表彰することと致しました。
そして、いつもの通り、この発表後に僭越ながら全作品へ私が感じたことなど作品への感想をコメント欄に記したいと存じます。
もう1つ!
発表の前に審査にあたり全作品を踏まえた講評をお伝えさせて頂きます。
以前と比べ格段に写真の画質が良くなり木札の質感までも細かく見て取れる作品が多くなってまいりました。
画質が向上したことで、一見、あまり変化していないように見えるお木様達も、実は年数なりの成長を重ねていることが分かる作品が増えてまいりました。
以前の大会では、インパクトのある「使い込んだ感」に目が行く傾向がありましたが、さらにその先の質感や、画像に合ったタイトルやコメントの重要性が、画質の向上により増してきたと言える大会になったのではと思っております。
それでは、特別賞の2作品からご紹介いたします。
それでは特別賞1作品目!
神奈川県:ちかさんの作品「 10歳と7歳になりました 」!
約10年じっくりと使い込まれた角の丸まりなどがありつつも表面の光沢の素晴らしさ!
本黄楊は、白っぽい素材なのでどうしても黒ずみが出がちです。また使う頻度が少ないのではなく、程よく使い込まれた感とのギャップが印象に残りました。
また、長男、次男、三男に例えたコメントがより親近感を覚えることとなりました。
ちかさんには、副賞として「ローズウッド特大札」を進呈致します。
続きまして、特別賞2作品目は、大阪府:鳳扇瑜稀箭さんの作品、「 木札と共に嬉(たの)しむ 」です!
よくこれだけ立てて並べて下さいました!
画像も綺麗で、比較的新しいお木様ながら使い込んだ質感、新しい質感もよく表れており、お母様との絆をより深く感じられた作品です。
鳳扇瑜稀箭さんには、聖なる棒「パロサントの特大札」を進呈致します。
いよいよ上位3作品、
優秀賞1作品目は、静岡県:いってつさんの作品「 疫病退散!!木供の御守。 」です!
本黄楊杢、光の当たる加減で見え方が極度に変化する撮影がとても難しい素材です。
その中で質感までもがよく伝わり、またコロナ禍への疫病退散への思いがストレートに伝わる直球勝負の作品。杢は、年数を重ねるごとに模様が濃くなる傾向がありますので、この先もとても気になるお木様です。
そして、優秀賞2作品目は!
埼玉県:越ケ谷分団一番員さんの作品「 友人から貰ったメッセージ 」です。
残念ながら亡くられた親友との思い出の木札。言葉少なの作品ですが、他の仲間との絆も垣間見える素朴でありながらも奥行きを感じる作品です。
いつまでも忘れないメッセージが伝わり親友もきっと喜んでいるのではないでしょうか。
優秀賞を受賞されたお二方には、
「ローズウッド.ゼブラウッド.ビンロウジュ.島桑.キングウッド.パロサント」の中からお好きな素材で(特大札)をお1つ進呈致します。
さて、いよいよ残すは大賞の発表!
大賞の副賞は、ハカランダまたは縞黒檀のツートンのだるま札
どちらかお好みを進呈致します。
さてオーラスの大賞受賞作品は、画像の綺麗さはもちろん、タイトル、コメントもバッチリの作品。
木札の愛着を通して地元の町への愛着、町への責任、そしてまた木札への愛着へと思いが巡るような感覚を覚えた作品でした。
何より撮影の難しい黒色系の木札を見事に質感まで表現して下さいました。
第14回木育て自慢大賞、大賞受賞作品は!
東京都:悟 SATORUさんの「 四代目 」です
おめでとうございます!
入賞の方には別途ご連絡をさせて頂きます。
次回、15回大会の予定はフダヤドットコム20周年を迎える2024年に開催出来れと思っております。
どうぞ、次回も沢山の「木育て自慢」をお待ちしております!
第14回木育て自慢大賞
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