純銀細工の象嵌が落ちないのか心配だから・・・
本黄楊の獅子の象嵌木札は2007年の年末に、黒檀まぐろの風神様は・・・あれ?2009か2010年に誕生し、私、芳雲が携帯ストラップとしてヘビーに使い、育ててまいりました。
約10年経っても、しっかり落ちずについています!
フダヤドットコムの母体でもある蒲生彫刻の技術を駆使し、純銀製象嵌木札が世に出たのが平成17年(2005)。
こうして、ディスプレイとして置いている分には落下の心配はありませんが、、、
実際は下げてヘビーにお使いになる訳です。
・・・ホームページの更新履歴によると、象嵌の作業工程の再々改良がされたのが平成21年(2009)2009年、以降は落下の報告もなく・・・
その前の作品につきましても、自分でヘビーに試してもこうして無事な訳でございまして。
隙間なく純銀細工を嵌め込むということで、先日は、どのくらい忠実に輪郭取りをしているのか、さらに以前には、隙間なく作り始めた理由についても記してまいりました。
純銀細工を隙間なく木札に嵌め込む
・1つ1つ銀細工の形は同じじゃないの!?(14/03/2017)
・職人魂に火をつけられた一言! (19/12/2014)
自分で云うのも憚られるのですが、
上の記事のように隙間なく調整しておりますので、接着前のテストの段階でも斜めにする程度では、
なんて事はありませんし、軽く振ったくらいではビクともしません。
最低でも、軽くトントンと衝撃を与えないと銀細工を落とし込みから取り出すことはできません。
叩きつけてもとれない時もありますが(笑)、
この位、キッチリ嵌まるように輪郭取りをしております。
まぁ、そのくらいに隙間なく調整して嵌め込んでいる証ということになりましょうか。
ですから、輪郭が複雑になればなるほど、工程もより時間もかかるということ!
したがいまして、千手観音菩薩の千手部分の輪郭取りは、より複雑で手間がかかるということになります。
あっ、
そうそう、仏像の象嵌木札の落とし込みには、象嵌している仏様の梵字を隠し彫りしております。
今まで、この事はお伝えしていませんでした・・・と、いっても手元に届いてからは、純銀細工が落下してしまわないかぎり見えないのですが(笑)
もちろん、これまでにお求め下さった仏像象嵌にも、漏れなく梵字を彫刻しております。
さらに、さらに、
<
font size=”2″> 純銀細工が落下しないように、いくつかの工程を施したのち最終的に接着をしておりますが、ここでは企業秘密ということでブラックボックスに収めさせて頂きました。
現在、1年の期間ではございますが落下への保証をお付けしております。
以前からの実績を加味しますと、その期間を過ぎればほぼほぼ完全定着といってよいのでは、と現時点では考えております。
次は折を見て、純銀細工の金型作りから銀細工ができるまでをご紹介いたしますが、工程が全て整った段階で、まとめ追記リンク付をさせて頂きます。
象嵌木札:純銀細工を隙間なく木札に嵌め込む職人技
1.職人魂に火をつけられた一言!
↓ ↓ ↓
2.純銀細工の象嵌は落っこちないの?
↓ ↓ ↓
3.1つ1つ銀細工の形は同じじゃないの!?
↓ ↓ ↓
4.象嵌木札の銀細工が出来るまで(1.金型を彫刻する)
↓ ↓ ↓
5.象嵌木札の銀細工が出来るまで(2.嵌め込む銀細工の形に)
□お客様によく聴かれること
の記事