「やまない雨、晴れない雲、霧は一度もない」。いつか晴れて、これまでと同じように世界のお友達たちと出会える日を願って!
先日の記事に、サンフランシスコからのお客様が、この下町の路地裏までお越し下さったことを記しました。
その時にも、他のお客様からもよくいただく質問で、
『漢字の当て字はこれで大丈夫ですか?』
そこで、
今回は漢字の当て方!のアドバイスや当てるときに注意することを記したいと思います。
1月にお運びくださった南アフリカの女性もそうでしたが、日本に興味を持っている外国の方は、『自分やお友達の名前の発音はどんな漢字になるのか??』、まず「1.発音から漢字を選定」します。
これは日本の方も同じかと思いますが、さらに、「2.発音から選定した漢字の意味」も理解していると、ご依頼時に分かりました。
これらのことを踏まえ、さらに普段のやりとりで感じていることを加えてご案内いたします。
それでは、ここで問題です!
下の当て字は何さん?でしょうか?
両方ともに同じ名前の漢字を当てたものですが
「ルイス」さんです。
2つ並べてどうお感じになりますか?
「瑠偉主」こちらは「ルイ・・」と続けて入ってきたので「ス」と続きましたが、
「瓏威棲」は「ロ?ル?イ、棲?」と、少し迷ってしまいます。
1つ目注意アドバイス、
凝りすぎた漢字にしないこと。
なるべく読みやすいく分かりやすい漢字をお奨めいたします。
2つ目のアドバイスですが、どうしても思い入れのある文字を入れたいのであれば、漢字の意味は必ず控えておきましょう!
3つ目は、濁音、半濁音は、考えすぎず広くとらえる。
「パ(pa)」「バ(ba)」など、変換するといくつかの漢字がでてきますが、「葉」「羽」「波」も出てきますので、濁音半濁音は考えずに、まずは「ハ(ha)」で変換してみましょう!
その上で、あなたのパトリックさんをイメージできる漢字を当てていくことが望ましいです。
「そこまで親しい訳でなく名前しか分からない」と言った場合には、とにかく縁起の良い文字を選んで並べることをお奨めいたします。
また、「アルファベットのスペル」と「読み」をお知らせ頂ければ、当て字のサポートもいたします。
スペルだけでは、
「Jean」
ジョン さんなのか?
ジョアン さんなのか?
ジャン さんなのか?
ジーン さんなのか?区別がつかないからです。
サポートをご希望の場合には、「スペル」に加えて「読み」もお知らせください。
最後にもう一つ注意アドバイスがあります。
4つ目は、文字数はなるべく少なくすることをお奨めします。
元々のお名前が長すぎる場合は致し方ありませんが、「マルティネス」さんの「マル」を一文字で「丸」と表現したり4字以内、多くても5字以内が理想です。
他には「アレクサンダー」さんをと音で一文字一文字捉えるると「阿礼久参汰亜」こんな風に長くなってしまいますが、サンダーを「雷(thunder)」など「阿礼久雷」こんな感じではいかがでしょうか?
前出の「カール」さんも、「-ル」の部分を「有」としたり、1音で捉えつつも続けて一文字に出来る部分はないかと考えるとより幅も広がり個性的な当て字が誕生してくると考えます。
当て字のアドバイスまとめ
1.凝りすぎず分かりやすい読み
2.漢字の意味を控える
3.濁音・半濁音は広くとらえる
4.文字数はできれば4字以内
・1音、1音にとらわれず2音3音まとめることはできないか?
当て字のサポートもいたしますが、その際には「英字のスペル」と併せて『よみがな』も添えてお問い合わせください。
漢字の当て字のアドバイス、でした。
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