我が地元、鳥越周辺、
俗にいう江戸前の御神輿を見慣れた方には、お神輿の担ぐ向きが???
と、いうわけで
毎年、出張でお邪魔している品川は鮫洲八幡神社の御神輿、城南前。
ちょいちょい!
何て言われたりもしますが、こんな風に。
お神輿の向きはこちら向き。
それにしては、とんぼの横棒がながすぎないか?
・・・
先日、出張!しました鮫洲八幡神社の大祭。
出張?
お祭りに行ったんじゃないの???
ご覧のとおり出張です!
出張会場は⇒「かじられる看板」のパン屋さん
電柱にもあるように、この道は「旧東海道」。
昔の人は、ここを通ってお伊勢参りや京都、大坂へ。
この左側に立ち並ぶ家のすぐ後ろ側は、かつては海。
漁師町でもあった、鮫洲周辺は下町の風情が残るお祭りは、
毎年、8月のお盆の頃に開催されます。
そして、神社の御本社神輿。
2基あるうちの1基で、今年は大きいほうのお神輿。
お神輿の大きさをはかる基準のような台輪の幅も
ゆうに4尺はありそうな立派なお神輿です。
そして、担ぎ手の向きに御注目!
子供神輿も同じ作り。
小さい頃から城南前、「ちょいちょい」の英才教育。
そして、山車には、浦島太郎や桃太郎の人形が、これまた立派な山車です。
おっと、お神輿が近づいてきたよ!
この「カニ歩き」。
当初は、とても戸惑いましたが、鮫洲のお祭りにお邪魔するようになって、そろそろ10年になりますので、やっと慣れてきた感じはあります。
あちゃ~~~
まぁ、結局、こうなる訳ですが。。
しかし、このお神輿とても重いぃ~~~。
そして、もう1つの特徴といえば、お神輿の胴横に太鼓が設置されています。
江戸前の御神輿の上げ下ろしは、拍子木を打つわけですが、こちらは太鼓の音が合図になります。
太鼓の横には、もちろん吹き方の横笛!・・・ん???
あれ? この右側・・・→ → →・・・↑ ↑ ↑
日曜の夕方に行われる宮入道中の風景ですが、
有名なのは宮出しで土曜の早朝、金曜の夜中3時半に神社を出発するのです。
この宮出しの風景は、来年以降にご紹介をするとしまして、宮入の風景をみてみましょう。
お神輿が止まったと思ったら・・・
いきなり担ぎ棒をはずしはじめた。。
そして短い棒に変えているようです!
!!!
氏神様でもある鮫洲八幡神社は旧東海道から、参道を少し入ったところにあるのですが、この参道がとても狭く、あの担ぎ棒のままでは、細い道へ入っていけません。
この御本社神輿の世話人役でもある「祭礼會」の皆さんが、手際よく担ぎ棒を交換し、
おっ!太鼓の音がなり始めましたよ!
参道は細いだけでなく、現代の象徴でもある電線があり肩を入れることができず、手で運ばれます。
電線がなかった頃は、短い棒で担いだんだろうな~
こうして宮入してお祭りが終わります。
また、来年。
8月お盆前の金曜の夜中、土曜の早朝3時半が宮出しです。
聴いた話では、来年も行事があり大きい方の御本社神輿が出されると聴きました。
久しぶりに、仲間を誘ってこの重さを体験してもらいたいと思った今年の鮫洲八幡例大祭でありました。
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