夏の束の間のお休みに、信州上田~松代~善光寺と、長野市内へ行くのは長野オリンピックの時以来か・・・20年振りに行った芳雲の目線で一緒に小旅行を!
まず信州上田と聴いて思い出すのは「真田一族」。
『木が持つ本来の癒しの力と木の温もりを感じる手触り』を追求するため、無塗装による究極の磨き仕上げを目指す木札職人「蒲生芳雲」でございます。
上田駅から無料のレンタサイクルにて菅平を目指し山を登ること約10キロ(笑)。
真田氏館跡に参拝し「1猪目」発見。
しかし、この社には人がおらず、この神社の御朱印を頂くには・・・
後5キロ、菅平方面へ登るらしい。ここまで自転車で登ってくる人は、少ないと見た(爆)。
自転車の良い所は、実際の空気感を直に感じられ、また、沿道の作物などにも細かく目が届くこと。
花のスプリンクラーが真田六文銭だったり
20年前は、スキーに夢中で菅平高原へ良く通っていたが、当時「真田」の交差点は何も感じることもなくスルー。
そして「真田」の交差点を自転車で通過、感傷に浸りつつ下山、上田城址へいざ
「真田石」などの有名処も押さえますが、こうした櫓のフォルムなどを
お気に入りの角度を探して残してみたり、和風ハート「猪目探し」は
状態化し「2猪目」。
真田神社にもお参りをしまして、わかり難いけど神社の額に「3猪目」
額には何となく目がいってしまいますが、これまた珍しい剣が装飾された額を発見
小野派一刀流、神道無念流とか、時代小説にも出てくるな~とかとか思いつつ
夕立に後押しされるように1日が過ぎ長野市内へ
善光寺の前に真田の旅で欠かせない「松代」へ
復元された門で早速「4猪目」
裏手の門から・・・
奥に見えるのは!
鉄砲の・・・
石垣をみて思うのは・・・どんなお城が建っていたのだろう?
少し角度を変えて見ることで、何となく威容が想像できるのでございます。
海津城の周辺には、真田家にまつわる居館などが幾つも残されており、
こうした建物に入りますと「釘隠しの金具」
床の間の全体の雰囲気や
さらに目が行くのは、こうした取っ手の金具など、
真田家の家紋に「結び雁金」があるので、彫られている鳥は「雁」かな?
天井には花鳥紋、
これは当時のままのよう、ならばアップで保存!これを群青色っていうのかな。
そして、現代とは思えない庭園の素晴らしさ!
と、思いきや・・・
外国の方ばかり><
細かい部分まで、さすがお殿様だなぁ、素晴らしいなぁ、今、こんな作りをしたら大変なことになるのかなぁ、、、
ただでさえ広い作りですが、さらに奥行きを感じられる工夫、
逆に、
庭の方からみると、あちら側に見える風景が額に飾った絵の様に、
こうした工夫を発見した時が、なんだかワクワクするのです。
国家老「恩田木工」の像、
池波先生の「真田騒動」副題にもなっている名家老、
ん?
あまり見かけない家紋、帰ったら調べよう。
そして、長野市内へ戻り善光寺へ
やはり目が行くのは木札のお仲間「千社札」。
通り雨がきましたが門の上に登り雨をやりすごした時、梁の画像が何とも幻想的に
重要文化財の経蔵で「輪蔵」を回し功徳を頂戴し、またまた、本堂前では「お数珠頂戴」のタイミングにあたり御上人様に頭を撫でて頂けました。
少し駆け足でしたが、信州長野、芳雲目線の旅はいかがでしたでしょうか?
「木札の作り手はどんな人?」って方に、仕事とは別な普段の一面を知っていただければ幸いです。
◇芳雲のプライベート
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