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はぁ、ただたた収束を願うばかり、、仕事もできない、やっても誰もこない、出かけられない、そんな時の一助になるのかならないのか分かりませんんが、、、
浅田次郎氏のエッセイ集「パリわずらい 江戸わずらい」の中の一編にあった『続・消えた2千円札』という短編が~~~
これオモロー!
という訳で感想も踏まえつつ、皆さんも郷土や所縁の地の代表となる人物を想像してお楽しみ頂ければ幸いです。
エッセイの題名にある「続」ということで元の「消えた二千円札」には、欧米では20ユーロ、20ドル紙幣が主役で流通しているのに、なぜ日本では二千円札が消えてしまったのか・・・
その理由の一つとして「肖像画がないから!?」ありがたみに欠ける!?のではないか!!!
確かに裏面に「紫式部」が出ているけど肖像画という程ではなくちっちゃー。
であれば!各都道府県の偉人を肖像画にしたご当地2000円札を作れば!地域経済の活性化に繋がるのでは!?
また経済規模の小さな自治体は発行数も少なくるのでレア度アップ~~~!稀少価値を求め観光客が押し寄せる!?
ご当地のお金で思い出したのがアメリカの25¢硬貨!
キャッシュレス大国、アメリカでさえご当地硬貨!
面白く手軽に集め始めましたが、、、これだけでは行こうとまでは思わない。。。
しかし!「2000円札にご当地偉人の肖像画」が有ったら!気になるしぃ~行ってみたいと思うしぃ~集めたいと思うのではないかと共感を覚えたのでございます。
それでは、浅田次郎さんのエッセイに副いつつ僕ちゃんの感想も含めて、、、
(以下、偉人の皆様の敬称は略させて頂きます)
そもそもこの話題は浅田次郎が松山市での公演の際に「坂の上の雲」ブームであり市内に『正岡子規』の横顔が市内に氾濫していたことから端を発したとありました。
正岡子規は9月17日生まれ、僕ちゃんと一緒!いいスタートぉ~!!!
と、結果が直ぐに分かってしまう県がいくつかるそうな。
鹿児島の西郷隆盛、「西郷どん」は鉄板でもす!チェストー!!!
続いて、高知の「坂本竜馬」まっこと鉄板ぜよ!
空港の名前ゃ~も「竜馬空港」ちゅーきに!
続いて、黄門様のいる茨城県も鉄板でしょう!
透かしに葵の紋も決まりだそうです!
はっはっはっはぁーーーっ!
この他にも、山梨県の武田信玄、
宮城県の伊達政宗、
さらに熊本の加藤清正など、「お殿様札」が多くなりそうだと云っております。
東京は!?
気になるところですが、仮に「徳川家康」としたならば、大阪は間違いなく
推挙に暇ないといいつつ「豊臣秀吉」であろうと。
となると、愛知は・・・
「東京」「大阪」に追従しない県民性からすると
豊田佐吉の逆転勝利!?
僕、個人としては!だったらコレ!!!
透かしに51とか、格好いいなぁ~!!!
イチロー選手、ちょっと待った~!!!
神戸の「兵庫」と取り合いになったり・・・
愛知周辺は戦国武将の宝庫でもありますから選定は一筋縄ではいかないかもしれません。
まだまだ楽しめますねー。
取り合いと言えば「卑弥呼」は、奈良と福岡で紛糾必死と記してあります。
果たしてこの決着はつくのか否か、、、
そう、神話の国宮崎は
イザナギ、イザナミ。
異論もなかろうかと思いますが、卑弥呼も含め肖像画ってあるのかないのか・・・
陽いずる国の神話の世界、果たして採用されるのか。。
そして、二者択一で悩まされる県が、もう一つあるのだそうです。それは岩手県・・・
宮沢賢治で決まりかな?と思っていたら、文中に石川啄木と県論まっぷたつ!
これだけで終わるのかと思いきや、県民投票したら案外選挙に強いこのお方とか!
あはは、面白ぉ~~~!!!って、浅田次郎の世界に益々ひきこまれたのであります。
東京のお隣「埼玉県」は渋沢栄一
と、文中にありましたが、先日、次の10000円札に決定してしまいましたので、降格はなかろうと。。
となると、埼玉、千葉、神奈川は激戦が予想されますねーーー
千葉は長嶋茂雄とかも候補に入る?入らない?伊能忠敬!って千葉だったのね~~~あるかも!!!
で、浅田次郎のかくかく候補には概ね共感し、おもろいなーと思って記事にしましましたが、どうしても共感できなかった候補たちは!
北海道=土方歳三か榎本武揚、茨城=芹沢鴨。東京=近藤勇、って新選組に寄り過ぎやん><
ここまで書くのなら、浅田次郎の新選組ものの小説を読んでみたいとも思ったのでございます!
さて、概ねエッセイに副いつつ自分の予想なども加えて書いてきましたが、自分の住む東京は!?
いやいや、その前に気になるのがこの
関ヶ原から260年余、辛酸をなめつづけた毛利家、長州藩士・・・幕末の吉田松陰~初代総理大臣伊藤博文、、、文明開化後から現在・・・江戸に逆襲かぁ。。
と、この辺にしておきまして東京は、同エッセイ集の別エッセイ「まぼろしのふるさと」にも出来てた徳川家康。
豊臣秀吉に大左遷され江戸に基盤を築くことになった家康。
「粋」と「ハリ」という見栄と意地を張り継けた結果が東京でありこの気質が江戸っ子、東京人に脈々と繋がっているのだと書いているのです。
がっつり、浅田次郎さんに寄り切られましたので小説を買って読み深めてみたいと思いました。
異論、反論、色々あろうかと思いますが、あくまでもエッセイの中と私の私感ですのでご了承ください。
では!あなたのご当地2000円札の肖像を選ぶとするなら、どなたにしますか?
◇芳雲のプライベート
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