行きたくても、機会がなくてなかなか行けない・・・
皆さんも、いくつか「思っている場所」があることと思います。
私、芳雲にも、行きいな~と、思っていてもなかなか行く機会に恵まれない所がいくつもあります。
最近「一期一会」を感じることが度々。。。
そこで、意を決して『思ってもなかなか行けなかった場所』のひとつでもある鹿児島の「知覧特攻平和記念館」へ行ってまいりました。
お伺いした時間に丁度、語りべの方のお話を聴く機会に恵まれました。
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『戦場に普通も何もないのだけれど・・・
仮に普通の戦場であれば「九死に一勝」ということもあるかもしれませんが、特攻は『全死全敗』。18、9の青年から二十代後半くらいまでの青年が、どんな思い出飛び立っていったのか・・・
展示してある、遺書や手紙の心の裏を感じ取ってください。
長い文章を読むのは大変でしょうから、大きな字の短いもので良いので、どんな思いで書いたのか感じて下さい。』
『・・・最後は、皆、
おかあさーーーん!と言って飛び立っていったのです。』
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確か、このようなニュアンスの事をお話になっていたかと覚えがあります。
僅か、70年前の話です。
・・・私は、戦後25年で生を受け、本年45、、、
今から25年前は二十歳。二十歳ってついこの間。そう考えると、、、
それほど、昔のことではないんです。と思えるのです。
自分達がいる現在の世は、間違いなくこうして戦争で亡くなられた方の延長線上にいることを忘れてはいけないと改めて感じました。
そして、「特攻平和記念館」の名称ですが、特攻という負の出来事を伝えることで二度と戦争は起こしてはいけない、平和を願う意味で作られたので「平和記念館」と付けられたそうです。
急ぎ足での訪問で半日では到底見足りませんでしたので、桜島に再訪を誓ってまいりました。
・・・常日頃の悩みなんて、本当にちっぽけなものんだなぁ~
つまらないことで、くよくよしてるなぁ~
まだまだ、ぜんぜん頑張りが足りないなぁ~
もう少ししんみりするのかと思い出掛けましたが、かなりの勇気とやる気を頂戴してしまいました。
行って、本当によかったと思いました。
ぜひ一度は、お勧めいたします。 行きたくても行けていなかった所も1つ1つ積み重ねて行かれればと思います。
◇芳雲のプライベート
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